オロワルのペトログリフ

公開日 : 2013年09月26日
最終更新 :
筆者 : Satoko

ラハイナから南へ5マイルほど行った所にある小さな集落、オロワルは17世紀から古代ハワイアンの住む村でした。今は、寂れてあまり人が住んでいませんが、ここがハワイアンの村だったという確かな証拠が今も残っています。

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ペトログリフは、ハワイ語で Ki'i Pohaku。滑らかで柔らかな溶岩の表面を削って描かれた象形文字のような記号のような物です。古代ハワイアンは文字を持っていませんでしたので、このような形で様々なことを表現したのでしょう。

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オロワルのフルーツスタンドやオロワルストアの裏には、このペトログリフが今も残っています。残念なことに、この貴重な遺産に落書きしたりする人がいたり、また自然の風化が進んで、破壊されてしまった物もありますが、現在も70ほどのペトログリフを見つけることができます。

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この日、見つけたペトログリフたちです。

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近くには、こんな綺麗な小川も流れてます。

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これは、戦争のシーンのように見えます。

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これは、ハンティングの様子かな?

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犬のような動物。

これらのペトログリフは、200から300年前のものだそうです。人物、動物、セイルボート、カヌーのパドル、フィッシュフックなどを象ったものが見られます。写真の中のアルファベットは、心無い人達によるいたずらです。現在は、ボランティアの人たちによってこの貴重な遺産を残す努力がされています。訪れる際は、是非古代ハワイアンの文化をリスペクトしてくださいね。

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