年の瀬恒例お餅つき!- ラハイナ浄土院

公開日 : 2013年12月29日
最終更新 :
筆者 : Satoko

今日は、いつもお世話になっているラハイナ浄土院、年の瀬恒例のお餅つきに行ってきました。実は私は、日本でも杵を臼を使ったお餅つきは見たことがなかったので、マウイに来て初めて本格的なお餅つきを体験しました。

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夜半過ぎから珍しくラハイナでも雨が降り出したそうで、炊飯用の薪を濡れないように屋根の下に移動したりして、お寺は早朝から大忙しだったようです。火起こし担当のメンバーさんは、朝5時頃から仕事に取り掛かり、もち米を炊く担当、餅をつく担当、餅つきアシスタント、そして餅を丸める女性たちと子供たち、皆さんのお昼ご飯を用意する担当とそれぞれの持ち場で皆さん慣れた様子で忙しく働いていました。きっちり持ち場の仕事をこなす。やっぱり、日本人の血ですね。

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この特製の臼は、木製ではなく石でできています。日系移民一世の方たちが、当時大きな木を手に入れることが難しく、石を加工して作ったそうです。

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また、杵は、ほとんどの物がグアバの木で作られています。グアバの木の硬度が石臼と最適にマッチするようで、お寺のメンバーの方でハワイアンカヌーも手作りする方が、自ら木を探しに行き、切り出し、数年乾燥させ、手作りの杵を寄贈されたそうです。

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餅米は、日本でも珍しいかまどを使って、薪で火を起こして、せいろで炊きます。これがまた一味もふた味も違うお餅になるのだと思います。炊飯担当、薪担当は、熱くて煙くて、本当に大変そうでした。ご苦労様でした。

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餅つきのメインは、お寺のメンバーさんの若い方が担当。こちらのご兄弟、本当に息が合っていて力強くて、すばらしい餅つきコンビでした。どこかで見たことがある男の子だなぁと思っていたら、クパナハ・マジック・ショーの前座とテーブルマジックをしていたホールデン君でした。

動画はこちら。IMG_5384.MOV

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もちろん、子供たちやビジターの方、お寺の住職先生も交代で杵を持ち、皆さん日本の伝統のお餅つきを楽しんでいました。

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ラハイナ浄土院の餅つきは毎年恒例で、年々口コミで参加する方が増えているようです。今年は、295パウンドのもち米をついたそうです。子供も大人も、日本人も日系人もその他の方もみんな一丸となって楽しみながら295パウンドの餅をつき終えたのは、午後3時を回った頃でした。皆さん、お疲れ様でした。

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ラハイナ浄土院では、大晦日、除夜の鐘をつき、爆竹で新年を迎えます。年末マウイを訪れている方、ラハイナ浄土院で日本の大晦日と初詣を楽しんでみてはいかがでしょうか?

ラハイナ浄土院

12 Ala Moana St.

Lahaina, HI 96761

808-661-4304

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