オーストラリアのはまった食べ物ベスト5

公開日 : 2021年02月21日
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以前、来豪当初に食べて以来、すっかり懲りて苦手になってしまった食べ物ワースト5を紹介しました。悪いことだけを取り上げるのもフェアでないので、今回は来豪以来、おいしくていまだに常備している食べ物ベスト5を紹介します。どれもミニサイズやシェアパックが売られているので、オーストラリアでの思い出と一緒に日本の友人におみやげにもできます。世界中のコロナ禍が一段落して、そんな日が早く訪れることを心から願っています。

第5位:マヨネーズ―酸っぱくないのがマル

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日本のマヨネーズはその酸っぱさが魅力で愛好者も多く、いまではキューピット坊や印のものはオーストラリアのスーパーマーケットでも普通に見かけるようになりました。筆者はこの酸っぱさが苦手で、日本ではほとんど無縁の生活をしていました。ところが、酸っぱさがなくマイルドなのがオーストラリアのマヨネーズで、くせがないので何にでも合うため冷蔵庫に常備しています。甘味料など「余計なもの」がかなり盛り込まれている感はありますが、ここ数年は有機卵使用や低脂肪なども売られています。

第4位:ビートルート水煮缶―赤紫色が目にも鮮やか

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オーストラリアに来るまで食べたことがなかったビートルートは、日本では「ビーツ」「赤カブ」として知られている赤い根菜で煮物などに使われるようです。初めて食べたのはサンドイッチに挟んであったもので、オーストラリアでは赤紫色の鮮やかな水煮缶が、サンドイッチやハンバーガー、サラダの付け合わせとしてよく使われています。缶詰はほどよい食感にほんのり甘味がついていて、日本の紅ショウガや漬物のように「箸休め」的な存在です。栄養価も高く近年は日本でも注目されている食材のようです。

第3位:ソルト&ビネガー味ポテチ―暑い日にぴったり

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オーストラリアのポテトチップスはいまでこそ風味もブランドも豊富ですが、昔は塩、サワークリームなど数種類の味だけでした。そのなかで異彩を放っていたのが「ソルト&ビネガー」。たいていの人は初めて食べたときに、酢が鼻と舌を直撃し思わずむせ返ります。濃い味が身体に悪そうで食べ過ぎると口の中が荒れてきますが、確実にはまります。とくに、暑い日や疲れたときには最高においしく感じられます。ちなみに、オーストラリアでチップスというと日本のフライドポテトを指し、日本のポテチはポテトチップスと呼びます。

第2位:チョコレート―クリーミーでリッチ

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いまでは日本でも買えるようになり、オーストラリアでは圧倒的なシェアを占めるキャドバリーのチョコレート。ホワイト、キャラメル、フルーツなど、常時20種類ほどあるうえ、ダークチョコレートやシェアパック、他社とのコラボ商品などが展開されています。元はイギリスの会社であるキャドバリー社が20世紀にオーストラリアに進出したときの宣伝文句は「1枚の板チョコにコップ半分のミルク」だったそうで、たしかに1枚180g前後の板チョコはクリーミーでかなりリッチな食べ応えです。バラまき用から箱入りまでおみやげには重宝します。

第1位:乳製品―酪農の国ならではの賜物

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牛乳、チーズ、バター、ヨーグルト......。オーストラリアの乳製品は味も風味も濃厚でおいしく、しかも安価です(牛乳は2リットル入りで2ドル前後)。オーストラリアは、乳製品の輸出量は中国や日本向けに世界で4番目に多く、国内輸出量の3~4割を占めるほどの酪農大国です。ヨーグルトはフルーツソースが入った甘いものが多く、チーズはチェダーやカマンベールなど種類が豊富なので日替わりで楽しめます。チーズは太陽光を存分に浴びた新鮮な果物と一緒に食べるのが最高です。筆者の両親は、毎回滞在中に3kg増量で帰国します。

〈参考サイト〉

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