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オーストラリア/メルボルン特派員ブログ 加藤 伸美 さん

オーストラリア・メルボルン特派員が現地からオセアニア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2021年4月19日

国民的ビスケット「ティム・タム」


国民的ビスケット「ティム・タム」

main.jpg その昔はオーストラリア土産の定番、いまでは日本でもおなじみのチョコレートビスケット「ティム・タム(Tim Tam)」。オーストラリアではベジマイトとともにパントリーには欠かせない食品です。発売から57年の間にフレーバーも増え、現在では日本でも購入できる定番の8フレーバーのほかに、期間限定品やクラフト版、人気投票など話題作りにも事欠きません。今回は、現在オーストラリアの店頭に並んでいる(おそらく)オーストラリアでしか買えない6フレーバーを紹介します。海外旅行が再開する頃には、新しいフレーバーも加わっているかもしれませんね。


年間76000万個が食べられている

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「ティム・タム」は1964年、イギリスのペンギン・ビスケットをヒントに、アーノッツ社が開発し発売を始めました。アーノッツ社はいまでこそ国内のビスケット市場の半分以上を占め、世界40ヵ国以上でブランド展開をしているビスケットメーカーの最大手のひとつですが、1865年の設立当初はニューサウスウェールズ州の北部にあるニューキャッスルという町の小さなパン屋でした。ティム・タムという名称は、創設者が訪れたアメリカのケンタッキー州で行われた競馬の優勝馬から名づけられたとのことで、現在では年間7億6000万個のティム・タムが国内で消費され、シドニーの工場では毎分3000個のティム・タムが生産されています。



■衝撃的な甘さの魔性のお菓子

チョコレート味の麦芽ビスケットでチョコレートクリームを挟み、さらにミルク・チョコレートで覆ったビスケット、ティム・タム。初めて食べたときに感じる甘さは「歯が浮くほど」「眉間にくるほど」と衝撃的なものですが、いつの間にか一度に2~3個は余裕で食べられるようになるという魔性のお菓子です。現在お店に並んでいる定番フレーバーは、ミルクチョコレートの「オリジナル(original)」「ダーク(Dark)」「ホワイト(white)」「ダブル・コート(Double Coat)」「チョコ・ミント(Choco Mint)」「チュウイ・キャラメル(Chewy Caramel)」で、オリジナルとダークにはファミリーサイズもあります。



コロナ禍でも人気投票

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今回紹介する6種類のうち、「ダブル・チョコ・キャラメル・クリーム(Double choc Caramel Cream)」は昨年2020年(コロナ禍の真っ只中で!?)に実施された2ヵ月間の人気投票で、対する「ココナッツ・クリーム(Coconut Cream)」を制して63%の得票数を得た商品。同年8月から販売店限定の定番商品として店頭に並んでいます。今年も4月18日の締め切りで、バナナパイ風味の「ダーク・チョコレート・バノフィー(Dark Chocolate Banoffee)」対パイナップル風味の「キャラメライズド・パイナップル(Caramelised Pineapple)」の人気投票が実施されていました。残念ながら筆者は気づいたのが遅く、どちらも見つけることができませんでした。



いち押しは「ラズベリー&ダークチョコ」

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●「ケンジントン・プライド・マンゴー&クリーム(Kensington Pride Mango & Cream)」:オーストラリアのマンゴー市場80%を占めると言われる風味豊かなケンジントン種マンゴーをクリームに使用し、ホワイトチョコでコーティング。マンゴーの匂いが強烈ですが白とオレンジが見た目にきれい。マンゴー嫌いの筆者には×でした。

「マレー・リバー・ソルテッド・キャラメル(Murray River Salted Caramel)」:オーストラリア南東の5州にまたがる広大な盆地を流れるマレ―川とダーリン川で取れた塩を、センターのキャラメルソースとキャラメルクリームに混ぜ込みミルクチョコでコーティング。塩の味も存在感もほとんどなく、ひたすらキャラメル味がするだけのぼやけた味わいです。

「マレー・リバー・ソルテッド・ダブル・チョコ(Murray River Salted Double Choc)」:前述マレー川とダーリン川で取れた塩を、センターのチョコソースとココアチョコクリームに混ぜ込んでいます。フレイク状の塩がチョコソースとクリームの甘さのアクセントになっていて、甘塩っぱさがクセになります。

「モアトン・ベイ・ラズベリー&ダークチョコ(Moreton Bay Raspberries & Dark Choc」:クイーンズランド州南東にある風光明媚なモアトン・ベイ地域で収穫したラズベリーを使用したクリームを挟み、ダークチョコでコーティング。ラズベリーの甘酸っぱい香りと味が甘さ控えめのブラックチョコにマッチしています。ピンクと黒のコントラストが鮮やかです。

「ディンブラー・マウンテン・エステート・コーヒー&チョコ(Dimbulah Mountain Estate Coffee & Choc)」:クイーンズランド州のディンブラー・マウンテン農場で栽培されたアラビカ・コーヒ豆入りのビスケット生地がチョコレートクリームを挟み、ミルクチョコでコーティング。良質のコーヒーの香りがほのかに漂う、上品で大人の味わいです。

通の食べ方?「スラム」とは

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ティム・タムの食べ方として有名なのが「ティム・タム・スラム」です。ティム・タムの対角線上の角をかじり、飲み物に片方の角を浸けもう片方の角からストローのように吸います。温かいコーヒーやミルクがお薦めですが、冷たくても大丈夫です。吸ったあとはティム・タムが崩れやすくなるのですぐに食べきります。2019年にはスラム仕様の3フレーバーも発売されました。




〈参考サイト〉
・URL: https://www.arnotts.com/our-story
・URL: https://www.campbellsoup.co.jp/arnotts/history.html
・URL: https://en.wikipedia.org/wiki/Tim_Tam

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カテゴリー ショッピング・雑貨・お土産
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  • 特派員プロフィール
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    メルボルン特派員
    加藤 伸美 さん
    神奈川県藤沢市出身。1999年に結婚を機に来豪し、パース、シドニー、メルボルンと転居。以来ライター兼翻訳者として働きながら、実はパティシエへの野望を抱いて資格を取得。大昔に旅行記、少し昔に翻訳児童書を出版。数年前から学生時代の続きとして海外旅行を再開し、おもに現地発着ツアーへの参加を趣味としている。特技は似顔絵ケーキ作りで、オーストラリアのスイーツに造詣が深い。
    Instagram: https://www.instagram.com/noboo2017/ DISQUS ID @disqus_5AFVjJFvWv

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