ストリート・アート 人編

公開日 : 2021年05月24日
最終更新 :
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芸術の都市・メルボルン。以前、動物と巨大作品のストリート・アートを紹介しました。今回はその3回目として「人」を集めてみました。メルボルンに所縁のある歴史上の人物からコンテンポラリーまで、通りのそこここにたたずむ彫像たち。コロナが終息してメルボルンを観光で訪れる際にはぜひ「G' Day, mate(グッダイ・マイ、こんにちは)!」と声をかけてみてください。

■メルボルンの立役者4人

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■ 観光客の記念写真で人気

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■オリジナルはマンハッタンに

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■ 道行く人の目を和ませる

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会社員が行き交うコリンズとエリザベス(Elizabeth)ストリートの角で、その絵本のよう風体が目を和ませでくれるのが「チルドレンズ・ツリー(Children's Tree)です。フクロウが止まる木の下で少女と少年が遊ぶブロンズ像は、1963年に彫刻家のトム・バス(Tom Bass)によって製作され、06年に現在地設置されました。バスの作品はシドニーやメルボルンの企業ビルでよく見かけます。彼の遺志を継いだ彫刻教室はいまでもシドニーで続いています。

■愛と悲しみを表現

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ヤラ川沿いのサウスバンク(Southbank)に立つ、ピカソの作品のようなモザイクの彫像が「オフェリア(Ophelia)」です。以前紹介したバーララン・マー(Birrarung Marr)の「エンジェル(Angel)」の作者 デボラ・ハルパン(Deborah Halpern)の作品で、ハムレットの愛と悲しみの絡み合った感情を表しているそうです。もとはエンジェルと共に州立美術館の前にあったものが92年に現在地に移され、ビクトリア観光局により「メルボルンの顔」となり幅広く親しまれています。

〈参考サイト〉

http://www.soinlovewithmelbourne.com/2016/03/the-three-businessmen-sculptures.html http://ergo.slv.vic.gov.au/image/c-j-la-trobe-statue https://www.timeout.com/melbourne/news/new-yorks-fearless-girl-statue-is-now-in-federation-square-022619 http://www.let.osaka-u.ac.jp/seiyousi/bun45dict/dict-html/00670_LaTrobeCharlesJoseph.html https://melbourneartcritic.wordpress.com/2011/09/26/ophelia-will-return/

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