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日本国内/三重特派員ブログ な*る

日本国内・三重特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


前述の椿大神社・茶室の銘々皿は萬古焼き(ばんこやき)でした。
今回はばんこの里に出かけてみました。
萬古焼きは伝統工芸にも指定されているそうです。

ばんこの里会館にあった無敵の文字が躍る大きな土鍋。 四日市の萬古焼きの土鍋は全国約8割を占める有名な焼き物。
土鍋の圧倒的なシェア、確かに無敵ですね。

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ばんこの里会館。

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萬古焼きといえば土鍋、土鍋といえば萬古焼きというほど、有名。

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ばんこの里会館前にある萬古神社。 後述の著名な陶芸家先生の工房にも萬古神社のお札がありました。 きっと萬古焼きの守り神なのですね。

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ばんこの里会館には、たくさんの陶芸とともに陶芸の歴史や道具などの展示もありました。

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萬古焼きは300年の歴史を誇ります。

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この日はバスでたくさんの園児たちが陶芸体験に訪れていました。

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陶芸体験を行う教室は園児たちで満員御礼。そういうわけで、私たち大人は有名な先生が運営されている別の陶芸教室を教えていただきました。

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こちらは萬古商業会館。 取材のご協力ありがとうございました。

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萬古商業会館・入口近くの壁に焼き物のレリーフ。

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次回はいよいよ、光風窯さんで萬古焼きの体験をします。

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2021年4月 8日

今回は広い境内の中にある茶室・鈴松庵に行ってみようと思います。
                                     
椿大神社内にある延命長寿の神様を祀る行満堂神霊殿や弓道場、松下幸之助氏を祀る神社などを通り、茶室に向かいます。

道中、池堀の中に金色の鯉を見つけました。

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茶室・鈴松庵の入口です。

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苔むして緑に染まった屋根がすでに【わびさび】の世界です。

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松下幸之助翁が日本庭園と共に寄進された茶室。
一流一派に偏らず、一般開放されています。

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門をくぐると、椿大神社らしい椿の花が咲いていました。
薄いピンクの椿もきれいでした。

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こちらは、定番の赤い椿。

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茶室によく見受けられる網代天井です。

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この茶室は、小間(三畳台目)、広間(十畳書院)、立札席(六坪)の三室で構成されています。

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さまざまなお茶碗が飾られています。

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まず小間の方が受付になっており、入場料800円でお呈茶をいただくことができます。
お抹茶にお菓子。いただいたお菓子の銘々皿も持って帰ることができます。

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先に和菓子が配られます。

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床の間に立派な茶釜。

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客人にお茶をもてなしされている和服姿の方に少しお話をうかがいしました。
和菓子や銘々皿にお茶碗のことなどを教えていただきました。
(ご協力ありがとうございました)

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まずはお菓子から。
先にお菓子をいただいてからお茶を頂戴します。

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このピンクの花をかたどった美しいお菓子は【寒椿】というそうです。
着物の柄と同じく、季節を少し先取りして表現するそうです。
                                     
たまたま【寒椿】だったのですが、椿大神社に相応しいお菓子でした。
甘く口の中で溶けていきます。
                                     
お菓子は季節とともに変化していくとのこと。
初霜(はつしも)、霜柱(しもばしら)、蛍(ほたる)などといった季節を表現したものだそうです。
前述したように1ヵ月から1ヵ月半くらいを目途に先取り表現していくそうです。
繊細な四季の変化をとらえてお菓子にそれを表現する……和菓子職人さんたちの心意気を感じます。
四季折々を愛でて文化に取り入れてきたとても日本らしいお話でした。

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出されるお茶碗もひとりずつ違います。

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特別に椿のお茶碗を用意していただきました。

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食べてしまうのがもったいないようなきれいなお菓子でしたが……

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すっかり完食。
そしてそのあとにお抹茶をいただきました。

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和菓子をのせていた銘々皿。
懐紙に包んで持って帰ることができます。
                                      
ちなみにこの濃い群青色のお皿は丸みを帯びているのですが、よく見ると三角形。
実はこの和菓子をのせるお皿は地元の万古焼だそうです。
                                      
京都建仁寺などの禅寺で見受けられる【○△□】まるさんかくしかくという禅の精神からきているそうです。
丸と三角形と四角形を毎年、神事に使われる五色絹の五色と組み合わせて、3×5の15周年サイクルで作っておられるとのこと。
                                     
ちなみに五色絹は紫(黒)、白、赤、黄、緑(青)の五色で、椿岸神社に祀られている芸事(茶道含む)の神様・天鈿女命(アマノウズメノミコト)が巻いていた布の色ともいわれているそうです。
また仏事にも五色布を使用します。
色も同じです。
                                    
禅思想といい、神仏が混合されているのもとても日本的に感じました。
                                      
よく有名ブランドの食器を毎年買い求められる方もおられますが、この小さな空間・茶室の15種類の銘々皿を15年かけてコツコツと集めていくのもひとつの趣のような気がしました。

私が今回、手にした銘々皿は深い群青色(多分、紫にあたる)の三角形のお皿。
次にこのお皿の色と形になるのは16年後……。
時の流れを思うと、少しロマンチックな感じがしました。

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わざわざ用意してくださった椿のお茶碗。
華やかなお茶碗でした。

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一人ひとりていねいにお菓子とお茶を置いていかれます。

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日本庭園と茶室を寄贈された松下幸之助氏のことを記した石碑。
発明家であり、哲学者でもあり、経営の神様といわれた松下幸之助氏はこの椿大神社とのご縁が深いようです。

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……
……
次回は銘々皿も作っている万古焼の里を訪れてみたいと思います。



2021年2月 6日

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【画像提供:椿大社(ポスター)】


神前挙式・・・緑に囲まれた朱色の神殿で、自然の吐息に包まれ無垢の誓いをたてる・・・。
現代人が忘れてしまった、平安朝のたゆたうと厳かな儀礼がここにはあります。
(椿大社のパンフレットからの抜粋)
                                                             
鈿女本宮椿岸神社は、椿大社の主神・猿田彦大神の妻神である天乃鈿女命を祀っています。
古来より鎮魂の神、夫婦円満、芸能上達、縁結びの神として信仰されているようです。

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とある大安吉日の日、偶然、その挙式に出逢いました。
白無垢姿の花嫁さんが神聖なる木々の中を神主さん、巫女さん、そして夫妻となられる男性とともにそろりそろりと歩いて行かれます。
とても幻想的で、息をのむような美しさ。
凛とした透明な空気……。
いままで考えたことがなかったのですが、確かに古来よりの日本の美をそこに見つけたような気がしました。
世界の黒澤明監督が撮った美しく厳かな一片の映画のようでした。
                                                             
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艶やかな朱色の鳥居をくぐって行きます。

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扇塚(おおぎづか)です。
大きな扇が特徴的。
芸の道を精進される方のために芸能上達の願いを込めて建立されたものです。
芸道の祖神である天乃鈿女命をお祀りする神社の境内にあります。

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鮮やかな朱色の鈿女本宮椿岸神社。

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華やかなる神社です。

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朱色の中の巫女さん。

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招福の玉。
幸せでありますように、と皆が願う空間。

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神社境内中央にあるシンプルな手水舎は立派な龍がついていました。
とても趣のある龍です。

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その龍越しに見えるのはパワースポットとして有名なかなえ滝

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椿岸神社の階段を降りていくと……。

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かなえ滝

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パワースポットであるかなえ滝に人が集まってきます。

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それほど大きくないのですが、水量にも雰囲気にも確かにパワーを感じました。

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かなえ滝のすぐ横にある絵馬掛所。
文字通り、絵馬を掛けるところです。
思い思いの願いが込められています。

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美しい椿を表現した絵馬。
絵馬に描くそれぞれの願いがきっと叶えられますように。

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次回は、椿大社内にある茶室に参ります。


                                                              


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    三重特派員
    な*る
    京都・大阪・東京を経て、三重県にたどり着きました。既に23年在住しています。グラフィックデザイン、建築、パースと3つの学校を卒業後、デザイン事務所、建築設計事務所などに従事。その後、フリーに。三重県の有名どころから、地元ならではの少しマニアックな場所まで、楽しんで頂けるよう、お伝えできれば幸いです。 DISQUS ID @disqus-ikRtVgzLlp

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