サンマリノグランプリは決勝4月26日

公開日 : 1998年04月17日
最終更新 :

雨にたたられたイースターが終わり(北部では降雪、イタリア全土にかけ時によってはどしゃ降り。それでも観光地への道路は渋滞を極めたのです。。)、またミラノは普段の喧燥を取り戻したようです。しかしまだ今週も気温は低く、毎日雨の日が続いています。冬のコートをクリーニングに出してしまいたいのですが、それも今しばらくお預けです。私がここのところお天気を心配しているのには、わけがあります。それは、何を隠そう1週間後にひかえた「F1サンマリノグランプリ」。シューマッハは雨を期待しているのかもしれないけれど、観客としてはやっぱり雨はつらいものがあります。そのうえこんなに寒かったら!!オートレースは、ホンダのF1撤退以来日本でのバブル経済にのった異常な派手さはなくなりましたが、こちらイタリアでは今も昔も変わらず超ポピュラーな歴史あるスポーツのひとつ。スポーツ紙の1面はたいていサッカーかF1が占めるのです。昨年あたりからイタリア人の若手レーサーが再びがんばり始めたことも手伝い、さらにその人気に拍車がかかっているようです。そして今年の第1.2戦ではマクラーレンが脅威の強さを見せつけ、優勝へ独走すると見られていたところ、年頭に「今年こそ絶対に優勝する!」と宣言をしたフェラーリのM.シューマッハが先日のアルゼンチングランプリで1位を獲得。ちょうど面白くなってきたところです。F1には興味がない人もフェラーリだけは無条件に応援してしまうというハッピーな国民性のイタリアですから、これは国民的ニュースとして報じられ、次回のサンマリノグランプリへの期待は高まる一方なのです。このサンマリノグランプリ、ご存知の方も多いと思いますが、実際のところはサンマリノ共和国で行われるわけではありません。開催地はイモラという街のサーキットになります。イモラはボローニャからアンコーナ行きの列車で30分弱。サーキットは街の中心から少し離れていますが、小さい街ですから駅からの移動にはあまり時間はとられません。イモラに行きがてら近郊のフォルリや、ラヴェンナ、サンマリノ共和国を訪れることもできます。マニアックな自動車好きには、モデナにあるフェラーリファクトリーやフィオラーノサーキットを訪れる絶好の機会となるでしょう。今年のチケットはすでに売り切れと聞きました。もちろんお望みとあらば、ダフ屋との交渉は可能です!さて、あなたも来年のサンマリノグランプリに向けて、今からいち早く旅行の計画をたててはいかがですか?(ちなみにもうひとつイタリアで行われるグランプリ、モンツァでのレースは9月13日です。)ホンダ復帰も騒がれている来年のチャンピオンシップは、今年より絶対に盛り上がる(?!)と思うのです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。