トリノの大混雑のわけ
フェラーリの活躍、御覧になりましたか?あと2周あればM.シューマッハがマクラーレンを抜けたかもしれなかったですよね。これで今年はフェラーリとマクラーレンのし烈な争いが見られるのでしょうか。フェラーリが追い上げているとは言え、今のところはマクラーレンの絶対的な強さは否定できませんが。。F1でイモラがわいた日曜日、イタリア人のハートはトリノにも飛んでいました。トリノではサッカーのユヴェントス対インテルの試合があったからです。2スター、デルピエロとロウナルドの顔合わせとあって、F1が終った頃にはサッカー観戦の人たちの大声が建物のあちこちの窓から聞えてました。あの試合については、いまかなり議論を呼んでいます。そんなわけでトリノは26日の日曜日、かなりの人でごった返しました。このサッカー戦、モーターショー、それに「シンドネ」と3つのイベントが重なったからです。「シンドネ」とはみなさんご存知でしょうか。これは日本語で言うと「聖骸布」のことです。トリノのドゥオモには昔キリストが十字架から降ろされたあと包まれ、キリストの体の跡がついたと言われている布「サクラ・シンドネ」が納められています。普段は見ることのできないこの聖骸布が4月18日から6月14日まで一般公開となりました。世界中からぜひこの機会に一目見ようと訪れる人たちはかなりの数にのぼるそうです。聖骸布参拝は予約が必要。オフィシャルサイトを見つけましたので、興味がある方はこちらを覗いて見てください。(英語有り)予約もオンラインで受け付けているようです。http://www.regione.piemonte.it/speciali/sindone/ostens/inglese.htm先週久しぶりにトリノに行った時のこと、平日だというのにミラノのモンテナポレオーネのように町中に人があふれ、異常に活気付いていたのはこのためだったのです。こういう風景を目にすると、宗教のもつ影響力の大きさを改めて感じてしまいます。
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