マルペンサの新ターミナル

公開日 : 1998年12月31日
最終更新 :

もうみなさんも御存知のことと思いますが、ミラノの空の窓口、マルペンサ空港の新ターミナルが10月25日にオープンしてから早2ヶ月が経ちました。これによって、マルペンサにはターミナル1、ターミナル2という、ふたつのターミナルが存在することとなりました。日本―イタリア間を結ぶ便はJAL、アリタリア共、現在、オープンしたばかりの新ターミナル、ターミナル1から発着します。新ターミナルは4階建て。国内線、国際線の両方がオペレートされています。横に長い感じは否めません。(実際は650メートルだということ。)チェックインカウンターから出発ゲートへは、成田のターミナル1のように、エスカレーターで階下に降りる作りになっています。また、到着ロビーの方でも、出口がAとBのふたつあるので、待ち合わせの場合どちらの出口から到着した人が出てくるか確認する必要があります。マルペンサの拡張工事は、「マルペンサ2000」というプロジェクトのもとで進められた国をあげての大事業で、国内のみならずEU各国でもいろいろと論議を呼びました。この拡張工事は現在も続けられ、2000年までには完成を目指しています。このプロジェクト完了の時点で、マルペンサは『南ヨーロッパ』で最大規模の空港となるわけです。以前まで日本からの便が到着していた、現在のターミナル2は閑散としていて、逆に言うとそれがすごくシンプルで分かりやすかったのがちょっと懐かしい気がします。相変わらず市内から空港行きの電車はありませんが、朗報はシャトルバスの本数が増えたこと。現在は早朝と深夜を除いて、毎時20分毎の1時間に3本。また、タクシー料金も改定され、以前は13万リラだった市内―空港間の値段の目安が、現在は9万リラに値下げされました。

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