聖フランチェスコ大寺院修復終了

公開日 : 1999年11月29日
最終更新 :

1997年9月の地震で大きな被害に遭い、フレスコ画やバジリカの修復作業が行われていたアッシジの聖フランチェスコ大寺院内部の工事が終わり、11月28日オープニングセレモニーが行われました。これで今まで観光の出来なかったアッシジの聖フランチェスコ寺院の内部に入ることが可能となりました。外壁などの工事はまだ引き続いて行われるようですが、見学は出来るようになっています。費やされた工事費用は720億リラ。崩れ落ちたフレスコ画のかけらまで集めて再現したと言う壁画が、また元のような姿で見られることになり、世界の美術愛好家にとっては昨日は記念すべき日となりました。2年と言う短い期間で、ここまでの見事な修復工事が出来たことは、多方面から賞賛を得ましたが、一方では1万人以上の地区の住民が未だに仮設住宅暮らしを余儀なくされているということです。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。