新年のミラノは

公開日 : 2000年01月13日
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新年を迎えたミラノは、1月6日(木)のエピファニアの休日(この日の前夜にはおばあさんが子供たちにプレゼントを持ってくると言われている。)をはさんだ連休を取るミラネーゼが多く、1月10日から通常の生活に戻っています。 年明けの楽しみといえば、ミラノのブティックでは一斉に始まる冬物のサルディ(バーゲンセール)。通常ですとエピファニア明けの7日からですが、今年はセールの開始が早くて1月4日から事実上セールは開始していました。この大バーゲン、返品のきかないセール時こそ値段ばかりを気にするのではなくて、商品の品質もきちんとチェックが必要のようです。ショップによっては普段の商品に変わって、セール用の劣悪な商品ばかりを並べるところもあるそうですから注意して下さい。 ところが年明け早々のイタリアでは、『セールに行きたいのに、行けない!』という人の方が多いようです。というのも強力なインフルエンザが全国で猛威を振るっているから。このインフルエンザで入院する人も多数出て、病院のベッドが足りないとも報道されました。正月休みで、かかりつけのお医者様がつかまらなかった患者さんが、救急病院に駆け込んだせいでもあるらしいのですが、それにしても病院が満杯になってしまうというのはすごいことです。この1週間でインフルエンザにかかっている患者の数は全国で60万人にも達したとか。今年のインフルエンザの特徴は高い熱が出て、胃にも支障をきたすのが特徴です。 私は昨年の始めにひどい熱を出しているので、今年は大丈夫かな、と高を括っておりますが、皆さんも風邪には注意しましょうね。イタリアからひどいインフルエンザを日本に持って帰らないように、用心していらして下さい。特に冬の北イタリアは底冷えがして東京などと比べるとずっと寒いですので、それなりの重装備が必要だと思います。

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