クリスマスが終わったら

公開日 : 2000年11月30日
最終更新 :

またしてもクリスマスのシーズンがやって来てしまいました。今年は私もこれからプレゼントの準備で頭が痛いところです。クリスマスが終わり、12月26日の祝日が過ぎると、ミラノの商店街では冬物のSaldi(セール)が始まります。イタリアでの年末年始のお休みは通常の場合、12月25日と26日、1月1日、1月6日が祝日です。ですからその日はお店が閉まっていますが(もちろん日曜日はお休みです)それ以外の日に関しては、1月2日でもミラノの中心地ならお店はたいていオープンしています。今年は12月31日が日曜日にあたりますからこの日はお休みです。家族経営の小さいお店や地元の人しか行かないような商店街のお店はクリスマスから1月6日まで休業してしまうところも多いのですが、観光客がたくさんいる町の中心はたいてい開いています。セールの開始日はお店によってまちまちで、早いところだと12月27日から、大半は1月7日からになります。定価の30%~50%オフ、シーズンの終了間際には70%程度のディスカウントが期待できるセールですから、この時期はショッピングしなきゃ損。ミラネーゼのセールの達人に話を聞くと、セールがおおっぴらに始まってからでは気に入った品がなかったり、品揃えが変わる店があったりするので、セールの直前に下調べに行くと良いのだそうです。人より一足先に狙いの品をチェックして、何気なく店員さんに「これ、セールになるかしら?」と振ってみる。そこでSi(イエス)と答えてくれたらにっこり微笑んで「お取りおきできますか?」と聞いてみるんだそうです。たいてい取っておいてくれるか、その場でセール価格かそれに近いディスカウント価格で売ってもらえる、というもの。これを実践に移すにはかなり常連であるか、「たくさん買います」という姿勢を見せるかが必要になるようですが、駄目モトでトライする価値は十分あるかもしれません。何しろミラノのセール時期は、ブティックの前に行列が出来るほどの大混乱になるところもありますから、「人よりも早く」がバーゲンを制する秘訣かもしれません。

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