イタリアでは髪を切るべし!

公開日 : 2001年03月29日
最終更新 :

世界のいろいろな国で髪を切った経験がある私。各国でいろいろ痛い経験もしていますが、他の国に比べるとミラノのサロンは上手なところが多いと思います。もちろんシャンプー台は日本みたいに楽チンではありませんし、洗い方も日本に比べれば雑と言えるかもしれません。 では何をもってミラノのサロンはいいかというと、こちらの美容師さんは最後の仕上げとも言えるセット、これが他の国の美容師さんに比べてすごくうまいのです。美的感覚の違いというか、こだわりの違いというか。国によってはドライヤーでさらさらと乾かして『終わり!』っていうところもありますが、イタリアで女性にそんなことをするなんて許されないのでしょう。美しさにこだわる国民ですから、最後まで満足行くように仕上げてくれます。カットなんかより、セットに時間をかけているのかもしれません。ミラノコレクションなどがありますから、世界的にみても美容師さんのレベルも高いのかもしれませんね。 こちらの若い女の子の話を聞くと、デートの前には必ず美容院でセットしてお出かけすると豪語する子がいるほど、セットだけに美容院に駆け込む人もかなりいるとか。それほどみんなが気を使っているから、美容師さんも手が抜けないのでしょう。 パーマやカラーリングの待ち時間に、ネールケアやちょっとしたエステ(眉のお手入れ)なんかもしてくれて、なかなか贅沢な時間を楽しめるのもミラノのサロンの良いところだと私は思っています。 ヨーロッパの各国のサロンをのぞいて見ると、イタリア系の経営者が多かったりするのも納得ですね。ミラノで一番有名なサロンはアルド・コッポラ。ジャン・ルイ・ダビッドはフランチャイズでたくさんありますが、サロンによって技術の差があるとか。Durini通りのミンモもエステティックサロン併設でなかなか良いですよ。 映画「ローマの休日」でアン王女が髪を切る場面がありますが、あんな風に気分を変えてミラノの町を散策すると何か嬉しいハプニングが起きるかもしれませんよ!

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