ユーロ、その後
2002年の幕開けと共に、使用が開始されたユーロ。懸念されたほどの大きな混乱もなく、ユーロは人々の日常生活になじんできています。もちろんまだ外貨を使っているような感覚は拭い去れず、ユーロでの支払いはスムーズにできても、実際の価値はリラで言われないとピンと来ないという人の方が大半だと思います。そして今日、2月28日の真夜中をもって、リラの使用が遂に終わります。今日までは普通のお店でもリラが使えたのですが、明日からはそうはいきません。その上、今まではリラとユーロの両方で書かれていた価格表示がユーロで一本化され、頭も強制的にユーロに慣れるようお上からコントロールされることになります。お店でリラが使えなくなったからといって、リラのお金としての価値がなくなってしまうわけではありませんので、ご心配なく。2002年6月30日までは郵便局や銀行でユーロに換金できますし、最悪2012年2月28日まではイタリア銀行で換金可能です。年明けには国から一家に一台支給されたユーロコンバーター。人々の頭が完全にユーロに切り替わった時には、あの頃を懐かしむための『思い出の品』となるのでしょう。
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