ランペドゥーサ島でエコツーリズム

公開日 : 2002年07月27日
最終更新 :

あと1週間ほどでイタリアでは長い長いバカンスが始まります。イタリアでは会社員でも8月に短くて2週間、平均3週間、長い人で4週間以上のバカンスを取るため、ミラノのような都会では、街からミラネーゼがいなくなり、店のシャッターは下ろされ、恐ろしいほどの静けさとなります。最近はEU統合の影響でバカンス短縮化の傾向にあるようですが、それでもこの夏のバカンスはイタリア人にとってなくてはならないもの。年に一度のバカンスのために一生懸命働いていると言っても過言ではないからです。たいていのイタリア人は海や山にある家族所有のセカンドハウスで『何もせず』にのんびりと夏休みの半分を過ごし、残りの10日間ほどを利用して旅行に出かけるという人が多いようです。ヨットで地中海を周る人、紅海にダイビングに行く人、アイルランドでドライブする人と行き先はさまざま。今年はシチリアなど南部で水不足が深刻化している関係で、南イタリアへの旅行者が減るのではないかと懸念されていますが、今年イタリアで特にお勧めと評判が高いのはヨーロッパ最南端の島、ランペドゥーサ島。シチリアよりもマルタ島やチュニジアに近いこの小さな島は、イタリアの他の島々に比べ、まだ手つかずの自然がたっぷりと残っている『最後の楽園』。今年は特にイルカの出没度が高いということで注目を集めています。またこの島は海ガメの産卵地としても知られ、WWFが海ガメ保護の活動をしており、海ガメの孵化や放流を見たり、サマーキャンプを体験したりすることもできるのです。ランペドゥーサ島へはミラノ、ローマなど主要都市からの直行便、あるいはシチリアからのフェリーで行くことが可能。自然派の貴方、釣り好きの方に、ぜひお勧めしたいバカンスデスティネーションです。ランペドゥーサ島観光案内   http://web.tiscali.it/lampedusa/index.htm>

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