イタリアのお菓子

公開日 : 2005年03月15日
最終更新 :

イタリアの甘いものといったら、一世を風靡したティラミスやパンナコッタをすぐに思い浮かべられるかもしれません。私にとって、イタリアでドルチェ(スイーツ)というと、誰かの家のディナーにお呼ばれした場合をイメージしてしまいます。お呼ばれした時に、お菓子を手土産で持っていくと喜ばれるのです。

ディナーパーティーなどのお土産にお菓子を持っていく場合に、大活躍するのはイタリア語で「パスティッチーニ」と言われている小さな生菓子。いわゆる「プチフール」と呼ばれているものです。いろいろな種類をつまんで食べられるので、女性には人気です。パスティッチーニには生クリームを使ったものや、フルーツがのったものなどいろいろと種類がありますが、シチリアの有名なお菓子「カンノーロ」のプチ・バージョンなど、イタリア風のお菓子を選択できるところがイタリアらしさでしょう。

この「カンノーロ」というお菓子は、筒型のビスケットの中にリコッタチーズが詰まっているもので、甘党の私は大好きですが、甘すぎてとても無理という友達もいます。小さなプチフールなら、こんなカロリーの高いリコッタチーズたっぷりのお菓子でも、ぺろりといただけてしまいます。

喫茶店で甘いもの食べながらお茶をする際にも、イタリアではこのパスティッチーニがお茶のお供をします。銀の器などに、見た目もかわいらしい小さな生菓子がのって運ばれてきます。一種類のケーキを食べるよりも、小さくていろいろな種類が食べられるこのパスティッチーニは、イタリアでのお茶の時間を優雅にしてくれます。

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