イタリアとビールの関係

公開日 : 2007年07月12日
最終更新 :

イタリアはすっかり夏。冷えたビールのおいしい季節になりましたね。といってもイタリアではビールを飲む文化があまりないため、そういう機会にもあまり恵まれません。日本で飲むキンキンに冷えたビールが懐かしいかぎりです。

イタリアというと、食事にはワインというのが基本になりますが、最近の調査ではイタリアでもビールの消費が増えているようです。コリエレ・デッラ・セーラという新聞に掲載されていた記事によると、外食の際、ビールを選ぶ人は全体の19.8%に増えたんだそうです。ちなみにワイン派は18.8%という結果。おそらくピッツェリアなどのカジュアルレストランに行く場合も含めて、外食の際に何を選ぶかということなのでしょうが、とても意外な結果です。家庭では普段ワインを飲んでいるから、外ではちょっと違ったものをという思考なのかもしれません。確かにイタリアでは、ピッツァにはビールを合わせる人が圧倒的に多いです。(ちなみにイタリアではワインを選ぶか、ビールを選ぶかに階級の問題は介在しないようです)でも友人宅に呼ばれると、飲むのは決まってスプマンテかワインです。

ビールの消費がイタリアで増えているといっても、その消費量では他の国とは比べ物にならないくらい少ないようです。一人当たりのビール消費量ではチェコが一位で160リットルなのに対して、イタリアはかなり少ない30.3リットル。消費量は少ないイタリアですが、ビールの生産国でもあります。国産ビールにはナストロ・アズーロやモレッティなどがありますよ。

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