先月のスカラ座

公開日 : 2012年11月12日
最終更新 :
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しばらく更新を怠っている間に、ミラノは冬の訪れを感じるようになってきました。冬時間で昼はすっかり短くなりましたし、雨が降るたびに気温がぐぐっと下がっています。

先月は2度ほどスカラ座に足を運ぶ機会があり、フリーデマン・フォーゲルが躍る「ライモンダ」と、アンナ・ネトレプコがミミを演じた「ボエーム」を見てきました。どちらも大満足で、とっても癒されました。スカラ座の観客はリアクションが非常にわかりやすいので、私のような素人にはとても面白いです。満足な時には大声の声援が飛び、次々と花が舞台に投げ込まれますが、不満な時にはブーイングの嵐にもなるんです。演じる人にとってはとても厳しい舞台なんでしょうね。あいまいな拍手はしてくれないお客様を前に演じるわけですから。「ボエーム」の終了時には、お花がバルコニー席から投げられていました。

そうそう、公演の後は夜遅くなりますから、タクシーでホテルに帰られる方が多いと思います。その場合、公演開始前にタクシー券をもらっておくとスムーズですのでお忘れなく。タクシー券はプログラム売りのおじさんにもらいます。公演後は正面出口ではなく、バールのある側(舞台を背にして左手)の横の出口から出ると、人数分のタクシーが事前に呼ばれて来ているので、待たなくても乗れるというシステムです。若干待たされる場合もありますが、少なくとも寒い中、外で待つ必要はなくなりますので、どうぞ使ってみてください。

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