エキスポ終幕 日本館などパビリオン・ベスト4

公開日 : 2015年10月31日
最終更新 :

 6ヶ月続いたミラノ・エキスポが10月31日、ついにエンディングの日を迎えました。

予測していた総入場者数2000万人を超え、大成功となりました。夏以降、プームが加速しどのパビリオンでも見学者が列をなしていました。

 5月からトータルで10回、会場を訪れた私のパビリオン・ベスト4を選んでみました。独断ですがお付き合いくだいませ。

◆第1位 カザフスタン館

expo kazakhstan sand art exoi2017.JPG
expo kazakhstan sand art1.JPG

 まずサンド・アートの実演に魅せられました。そして3Dでカザフスタンの自然を体感し、2017年のエキスポの舞台となる都市アスタナの会場に舞い降りるというアトラクションは、大人も子供も楽しめる技ありのエキシビジョンでした。文句なしに満点! 係員の方々のコスチュームも美しかった。

 著しく成長し続ける中央アジア、カザフスタンに行ってみたくなりました。

◆第2位 アラブ首長国連邦館

UAE.JPG

 通称UAEと呼ばれる石油大国で、近年は大型高級ホテルやリゾート地などで注目されています。しかし、その富裕層国というイメージだけが定着しつつある中、食物、水に関してはどれだけ苦労してきたかという歴史が以外と知られていません。中東国の厳しい自然環境の中での食事情にスポットを当てたミニフィルム、そして具体的な「石油より水が大事」のプロローグのフレーズには考えさせられるものがありました。

◆第3位 日本館

 日本特有の細やかさと美しさの展示で、エキスポ入場者で見ておくべき、そして待ち時間が長いことで注目を浴びました。

expo nihonkan inasaku.JPG
expo nihonkan matsuri.JPG

 外観から釘一本使わない組み木に始まり、展示に関しては日本らしいキメの細かさとインスタレーションの美しさは他のパビリオンと比べても際立ってました。日本の四季を感じさせる情緒的なな展示もよかったのですが、実はイタリア人に受けていたのはアニメやアキバ系のイメージビデオだったりしました。

◆第4位 フランス館

 とにかく、洗練されていておしゃれなパビリオンでした。日常の食に関してのものがこんなアートに変身するとは、と眼からうろこでした。

expo francia ryusenkei.JPG
expo francia.JPG

流線型の木の枠の天井からは、ワインボトルやフライパンやハーブなどキッチンにあるあらゆるものがオブジェとしてディスプレイされているんです。このフランス館は上記3館とは違って入場制限がゆるく、、ほぼフリーエントリーのため待ち時間◯時間などということもありませんでした。

エントランスまでには野菜や果物などの畑があり、大人も子供も興味津々。パビリオンの中では、牡蠣の養殖にソーラーパネルが使われているなどの説明もありました。

expo francia bella signorina.JPG

 物販店のマドモアゼルもキュート。温度によってカップの色が変わるというマグカッブをアピール中でした。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。