恒例「ミラノ日本フェスタ」が大人気

公開日 : 2016年11月29日
最終更新 :
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今やミラネーゼにもおなじみの今年22回目を迎えた「ラ・フェスタ2016」に、久しぶりに行ってきました。

会場はミラノの南西部にある日本人学校です。

入場料は無料です。

会場には日本の文化に触れるコーナーや、日常の日本の食事が堪能できる出店が多く出ており、在ミラノ日本人はもちろんのこと例年、イタリア人の来場者数が増えて続けているようです。

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普段の教室が、さまざまな体験日本文化の場に変わります。

ある教室では「墨絵ワークショップ」が開かれていました。

5ユーロでエコバックに筆を使って、自分の好きな画を描いていきます。

3人の方々は、女性が満開の桜、真ん中の男性は空手道というテーマで思い思い慎重な筆さばきでした。

世界にたった一つのオリジナルですものね。真剣にもなります。

他にも書道や折り紙教室などがあり、子供から大人までにぎわっていました。

着物試着やお茶会、和の手芸品の販売も大盛況です。

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その一方で、びっくりしたのがフリーマーケットの本の市コーナーです。

日本人の方ももちろん多かったのですが、意外にイタリア人の方も結構多くお目当ての本探しに熱心でしたよ。

でもやっぱり開催時間中、常に行列ができていたのは日本の食べ物の販売コーナーでした。

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このように座って食事ができる空間は、常に人、人、人・・・・・

巻き寿司や唐揚げ弁当などは10ユーロから15ユーロ、焼きそばやうどんなどは5、6ユーロ、たこ焼きにお好み焼きと日本のお祭りの屋台を思い出させるようで活気あふれていました。

もちろん、食事の最後はスウィーツでしめくくるイタリア人に甘いものは欠かせません。

抹茶シフォン、タルトやかりんとう、そして和菓子などもありました。

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座る場所がなくて、立ったまま食べている人も・・・・

そしてラストを飾ったのが、日本の空手デモンストレーションでした。

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校庭を使った会場は、きりっと引き締まった空気につつまれました。

「Hakuyukai」の皆さんの気合のこもった型に、最前列のちびっ子からお年寄りまでが引きつけられているのでした。

日本人の指導者の下、こんなに多くの外国人の方々が空手を習ってくれているとはうれしいものです。

久しぶりに日本の雰囲気を大きく吸い込んだ一日でした。

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