イースターエッグとスウィーツあれこれ in ミラノ 2017

公開日 : 2017年04月15日
最終更新 :

イタリアも本格的なパスクワ(Pasqua)と呼ばれるイースター、復活祭の連休に入りました。17日までが祝日となります。

小旅行に出かける人、郊外で日帰りピクニックを楽しむ人、またミラノの中心部のデパート、リナシェンテは「ハッピー・イースター」

と称して、16日は深夜までの延長営業をするそうです。

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スローフードの提唱で知られる食のデパート、イータリーにはチョコレートメーカー、ヴェンキ(Venchi)社の巨大なイースター・エッグが華やかに飾られていて、同社のチョコレートを味見できました。

このヴェンキ(日本ではヴェンチと表記されていることが多い)のチョコレート、本当に美味しいですよ。イタリア国内の空港や主要鉄道駅にショップがありますし、濃厚なチョコジェラートはファンも多いんです。

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イータリー店内は、ニワトリや卵をモチーフにしたかわいらしいデコレーションであふれていました。

そう、パスクワといえば卵、ニワトリ、ウサギ・・・・・といったキーワードでしょう。

キリストの復活祭という重要な意味を持ち、春の訪れを告げるこのお祭りは人々をウキウキとさせるようです。

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こんなに大きなイースターエッグもスーパーで実際に販売されていました。卵部分だけで高さ1㍍近くはあったでしょうか。

気になるお値段は52ユーロ(約6300円)でした。お店やレストランのディスプレイ用かな?

そして、このイースターエッグと共に、売り場のかなりの面積を占めるのが、コロンバ(Colomba)=鳩と呼ばれるスポンジケーキなのです。

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25㌢から30㌢四方はあるでしょうか。鳩が羽を広げた形をしていて上に軽くシュガーコーティングされているのがスタンダードです。

これをお招きされたの際の手土産にしたりします。

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こういう箱入りのものが手ごろで人気もあります。

チョコレートやオレンジピールをあしらったもの、シリアル入り!?なんて健康志向のバージョンも出てきました。

イタリアでは次のように言われています。

"クリスマスは家族と、新年のカウント・ダウンは友人と、そしてパスクワは好きな人と過ごそう"

"好きな人"というのが柔軟性があっていいですね。愛する人、大切にしたい人は誰にだっているのですから。

最後におまけは、ちびっ子が大好きなキンダー(Kinder)のサプライズおもちゃ入りエッグ・チョコレート。

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なんと男の子用にはドラえもんのパッセージングが並んでいました。

そうです、イタリアでは「ドラえもん」のテレビ放映もあったのでした。

それではみなさま、Buona Pasqua!(素晴らしいイースターを!)。

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