オクトパスで有名な町から新登場...!
はじめまして。
この度、「地球の歩き方」宮城・南三陸特派員ブログを担当させていただくことになりました、MIYUKIです。
生まれも育ちも宮城県。18歳で地元に就職し、南三陸町を多くの方に知ってもらい、好きになってもらい、この町に来てもらうために、日々地元の情報を発信しています。
南三陸町といえばオクトパス君(写真右)が印象的でしょうか?^^
水産資源が豊富な南三陸町はタコの名産地で、海・里・山に囲まれた自然豊かな町です。
そしてなにより町民の皆さんがあたたかい。
はじめましてから、一度お話をしたらすぐ親戚のように仲良くなり、うに獲れたぞ~。
あわび獲れたぞ~。ネギ穫れすぎたからけっから(あげるから)。
そんな会話が日常茶飯事です。
毎日南三陸町で過ごしている私も、まだまだ知らないことはたくさん。
日々新しい発見があります。
復興途上である南三陸町は、道路が新しく変わったり、新しい施設ができたり。
おいしいもの、お店、楽しいイベント、今流行のインスタ映えスポットなど...?
そんな地元の魅力をこれからどんどん発信していきますので、
皆さんが『南三陸町に行きたい!』と思うきっかけになれば嬉しいです。
さて、今日は"一年に二度の時期しか見られない"景色をご紹介します。
それは...南三陸町屈指の景勝地「神割崎」から望める朝日!
毎年、10月下旬と2月中旬(※どちらも1〜2週間程度)のみ、
二つに割れた大岩の間から日の出を望むことができる知る人ぞ知る、絶景スポット。
生で見たその一瞬はまさに「神秘的」。
"この一瞬"を撮影するために、遠方からお越しになる方もいらっしゃるほどです。
いかがでしょうか。この迫力、写真では伝えきれないのが残念です。
もちろん自然の織り成す風景のため、天候や時間などに左右されてしまいますので、必ずしもこの景色に出会えるとは限りません。しかし、なかなかお目にかかれない"この一瞬"だからこそ。
このために早起き、あるいは遠出する価値は十分あります!
そして神割崎の魅力は時期限定で見られる朝日だけではなく、大岩の間から太平洋の荒波が流れ込む様子もまた、迫力満点です。「どど〜ん!!!」と今にも波の音が聞こえてきそうです。
実は神割崎にはこんな伝説が...
海の青さと松の緑のコントラストが美しい「神割崎」は、古くは境争いの場でもありました。
言い伝えによると、この浜に大クジラが打ち上げられましたが、隣の十三浜村との境がはっきりしていなかったため、クジラの取り合いから両村には争いが起こってしまいました。
その夜、あろうことか岬がまっぷたつに割れ、クジラも2つに割られてしまいました。
両村の人々は神様が岬を割り、いさかいの仲裁をしたのであろうといって、以来この岩の割れ目が村境となったと伝えられています。
今日も、南三陸町と石巻市との境界になっています。
一年の内で限られた期間しか見ることができないというのだから、「一度は見ていただきたい景色」のひとつです。
【スポット情報】
住所:宮城県本吉郡南三陸町戸倉寺浜81(神割崎キャンプ場周辺)
朝日が見える期間:10月下旬、2月中旬
筆者
宮城特派員
MINAMINA
生まれも育ちも宮城県南三陸町。南三陸町といえば…海?だけではありません。
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