【南三陸町】また一歩、国道45号線工事の様子。
皆さんこんにちは。
間もなく東日本大震災から7年が経とうとしているなか、現在も南三陸町の復興は一歩一歩進んでいます。
今年度中には、新しく国道45号線が開通予定。本日は、2月末時点での復興の様子をお届けします。
上の写真、注目していただきたいのは雪解け水で絶妙な濡れ方をしてしまったモアイの表情ではなく、
その背後に広がる風景です。
さんさん商店街からは、大規模な工事の様子を見ることが出来ます。
八幡川には震災前は存在していなかった大きな橋が架けられました。
橋の先には道路が続いています。震災前の道路より10m以上高い位置でしょうか。
拡大すると大型の重機やトラック、そして沢山の作業者の姿が見て取れ、工事が急いで進められていることが伝わります。
実はこれ、国道45号の新設工事の現場です。
現在国道45号はセブンイレブン脇の信号・五日町交差点から先に直進することは出来ませんが、
これを震災前のように橋含め伸長し、石巻方面へのアクセスが向上するよう工事が進められています。
この道路は平成29年度の開通が決定しており、工期が残り1ヶ月を切ろうとしている今、加速度を伴いながら作業が行われているのです。
先程さんさん商店街から見た橋・汐見橋(しおみばし)を川の河口側から望むと、このような形状をしています。
汐見橋から先の道路はこのように続いています。
私が立っているのは震災前の高さを今も維持している道路です。
新しい道路がどれだけ高い位置に造られているか、一目瞭然です。
高野会館から先を塞いでいるのは国道45号ではありません。
国道45号と交わる県道の可能性がありますが、この周辺の工事予定は大幅に
変更されているので、確定的なコメントは控えます。
高野会館を過ぎたあたりで緩やかなカーブになります。
かつて国道45号は高野会館入口の前を通っていたので、私の足元の道路は
つまり舗装を剥がされた震災前の国道45号の一部ということになります。
そして国道45号は、もう一つの橋・水尻橋に接続されます。
水尻橋~五日町交差点までが、この度ご紹介した国道工事の範囲です。
今回の国道45号の工事は、赤い丸の範囲辺りです。
開通まで1ヶ月を切りました。また一歩、新しい町に近づきます。
筆者
宮城特派員
MINAMINA
生まれも育ちも宮城県南三陸町。南三陸町といえば…海?だけではありません。
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