クリスマス本格カウントダウン開始!
9月終わりくらいからクリスマス商品が街にあふれ始めるドイツですが、
11月末にはクリスマスマーケットも始まり、
12月に入り、クリスマスまでの本格的なカウントダウンが始まりました!
今回はクリスマスカウントダウンに必要な物や文化を紹介します!
【アドベントクランツ】
キャンドルが4つ付いている、リースのような葉冠です。
クリスマスまでの毎週日曜日、1つずつ火を灯して行き、クリスマスを待ちます。
家庭では食卓に飾ったり、窓際に飾ったりしています。
今年の第一日曜日は例年よりちょっと早い11/29でした。
スーパーや花屋さんで買うと15ユーロ(約2000円)くらいします。
なかなか高いな、と毎年思っていたので、今年は手作りしてみました!
これは、リース型ではありませんがこのように縦にキャンドルが4つ並んでいる商品もあるので問題なし!!
材料は以下のとおり。
1. 外の並木道や植木から切ってきたクリスマス風の植物
2. 秋から拾って集めていた木の実や松ぼっくり
3. いつかのクリスマスプレゼントについていて保管していたデコ
4. 義母にもらったキャンドル
5. 家にあるIKEAの赤いトレイ
はい、お気づきでしょうか、材料費=ゼロなんです!!
自分でも驚きました。
【アドベントカレンダー】
こちらは、12/1から24まで毎日窓を開けていき、クリスマスをカウントダウンします。
普通の紙のカレンダーもあるのですが、毎年義両親からもらうのが、チョコ入りのアドベントカレンダー!
こちらは今年のカレンダーです。スイスの美味しいチョコメーカーLindtの物です。
お菓子に目がない子ども達は毎日毎日これを開けるのが楽しみでたまらないことでしょう♪
ちなみに、ミンデンの街にある建物の窓が毎年アドベントカレンダーになり、たまに窓が開いて各窓からラッパのクリスマス音楽演奏が始まったりします。
【クッキー作り】
家庭にもよりますが、我が家では伝統を大切にするママさんが毎年12月に入ると、
12種類のクッキーを焼き続けます。これを缶に大量に保管して、12~1月にかけて食べまくるのです。
12月は、確実に太る月。
それを見越して11月は甘い物を控えたダイエットしている人もいます。
私もこの伝統を受け継がないといけないみたいなので、毎年お手伝いに駆り出され、お勉強させてもらってます。
【ニコラウスの日】
12月6日はニコラウスの日でした。
何をするかと言うと、子供たちは前日に自分のブーツや長靴を綺麗に磨いて、玄関ドアの外に置いておきます。
そうすると、夜のうちにニコラウスが来て、お菓子をたくさん入れて行ってくれるのです。
ニコラウスは、日本人の私たちが思ってるサンタさんの見かけをしていますが、違いがあります。
本当に実在するのかしないのか子供が空想に夢を膨らます「日本のサンタさん」とは違い、彼はれっきとした人間、「司教さん」聖ニコラウスなのです。
その昔、貧しい子供を助けたり贈り物をしていたという話から、それがサンタクロースの伝承へつながったという説があるそうです。
どおりで街中でのニコラウスの出現率が日本より高いのに、子供達は冷静なわけです。
私が子供の頃、サンタさんには会いたい、でも見るのは怖い!という感覚があったのを覚えています。
この写真は、スーパーに出現したニコラウスおじさん。子ども達から長靴を事前に集めていてそこにお菓子を入れてお返ししているそう。ちなみに、ヒゲは本物です!
ところで我が家は私も旦那ももう三十路の良い大人ですし、長靴も磨いて用意していませんが、
毎年ニコラウスさんが贈り物を玄関先に置いて行ってくれます。
今年はこんな贈り物が置かれていました。雪だるまの中にたくさんお菓子が入っています。
ちなみに我が家では、24日の夜、教会から帰ってくると、クリスマスツリーの下にプレゼントがたくさん用意してあります。これは、サンタでもニコラウスでもない、クリストキンドという天使が運んで来たものという設定があります。実際問題、家族のプレゼント交換です。
日本の幻想的なクリスマスに比べ、ドイツの子供たちは案外現実的なクリスマスを楽しんでいるみたいです。
今後Twitterでもドイツ生活での様々な写真を公開していきます!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。