白アスパラガスの季節
ついにドイツ人が待ちに待った春の訪れの象徴、白アスパラガスの季節がやって来ました!
毎年この時期になると「もう白アスパラガス食べた?」という会話が多く発生します。
アスパラがメイン料理になるのだろうか・・・そう思う方も多いかと思いますが、ドイツのアスパラは我々が想像するアスパラの3倍くらいの大きさ・太さで、家族で食卓を囲んで食べると皆の喉からゴクゴク音が聞こえるほどみずみずしいのです。
食べ方は基本的に、蒸した白アスパラガスに生ハムとじゃがいもを添えます。
私の義実家では、さらに、スクランブルエッグ、魚OKな私と義母用にスモークサーモン、アスパラ嫌いな夫にはミニシュニッツェル(ドイツ風とんかつ)が用意されます。
ジャガイモは皮ごと茹でて、その後皮を剥くのですが、皆真剣そのもの。家族総出で無言で剝きまくります。
また、レストランでは、バターと卵黄を混ぜたこってりソースがかかっているのが普通ですが、我が家のドイツ人は、溶かしたバターのみを特にジャガイモに目掛けてかけます。
スーパーでは入口付近に白アスパラガスの特設販売エリアが設置されたり、
そのような販売方法をしないスーパーには、アスパラガス専用の皮むきマシーンが登場します。
一般家庭では、専用の皮むき器、トングまで揃えてあるのが当たり前です。
ちなみに白に限らず、アスパラガスを食べるとフィルターコーヒーマシーンでコーヒーを作ったかのように(ドイツ人の表現を引用)速効で尿に強い匂いが出ます。
授乳中の方は、赤ちゃんのオシッコも強いアンモンニア臭を放ちますので、覚悟をして食べてください!
日本でもアスパラは食べますが、それをメインとして食べることはないので、こんなことに気づいたことがありませんでした。
ドイツに来た当初、なぜこんなに人々が白アスパラガスに一喜一憂しているんだろうと思っていましたが、今ではもう私も彼らと一緒にこの季節を待ちわびています。
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