夏祭り in カリフォルニア
気が付けば、5月。
日本は、ゴールデンウィークの時期ですね。
私は出身が福岡ということで、ゴールデンウィークといえば「博多どんたく」。
毎年毎年、全国から沢山の人たちが「福岡市民の大学芸会」を見に来るんだなあと、いつも感心していました。
しかし、「お祭り好き」なのは、博多っ子だけでも、日本人だけでもなく、
ここカリフォルニアでも、特に春〜夏の時期にかけて、あちらこちらで様々なテーマのお祭りが開催されます。
私の住むパシフィック・グローブは、昔ながらのゆったりとした小さな町といった雰囲気を残す場所として
"America's Last Hometown"とも呼ばれています。
しかし、そんな町で毎年4月に開催される"Good Old Days"というお祭り期間中は、いつもはとても静かな町が人でいっぱいになり、ここでは珍しい、ちょっとした交通渋滞まで発生します!
このお祭りでは、パレードに始まり、週末の2日間、メインストリートのLighthouse Avenueを歩行者天国にして出店される食べ物やクラフトなどの露店、ステージでのバンドの生演奏やダンス、その他、様々なイベントがダウンタウンを中心に開催されます。
この写真は"Wells Fargo Bank"という、馬車がロゴの銀行がスポンサーになって、本物の馬たちに引かれた、そのロゴそっくりの赤い馬車でパレードに参加している様子です。
今年のパレードには、地元の高校のブラスバンドやアンティーク・カーの隊列なども参加していました。
日本でも、「お祭りといえば!」といった食べ物(りんご飴、イカ焼き、綿あめ、焼きとうもろこし等)がありますが、アメリカのお祭りフードは、何でも「揚げる」というのが1つの定番で、ケーキやパイ、オレオクッキー(中にはガムやジェリービーンズなど)とにかく考えられるものを何でも串に刺し、衣をつけて揚げたものを提供するお店というのがあります。
"Everything is better deep fried.「どんなものも揚げるとより美味しい」"という言葉をよく耳にするくらい、多くの人たちに「揚げ物」は愛されていますね :)
そして、揚げ物でなくとも「ヘルシー」とはかけ離れた食べ物たちと、この高〜くにぎやかな看板!
また、このように可愛らしいフードトラックたちも出ていました。
小麦粉を製造販売する会社の「焼き菓子」トラック
地元のスイス料理レストランの「ブラットワースト(ソーセージ)」トラック
そして、子どもたちが楽しめる「ミニ遊園地」や「ミニ動物園」も。
この他にも、公式発表では、
「5つのステージでの60組のバンドやショー、220店のアートやクラフト、35店の飲食の露店」
が、今年のお祭りには参加していたようです。
まだまだ、夏はこれから!
もっともっと、あちらこちらでお祭りが続きます。
皆さんも、この時期にご旅行をされる際には「地元のお祭り見物」をプランに入れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、カリフォルニアではアルコール飲料を片手にお祭りをぶらぶらということは出来ません・・・お酒の飲める場所は、レストランやカフェなどの屋外テーブルや、お祭りの主催者によって柵などで仕切られた「決められた場所のみ」になります。
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