サワードウ・ブレッド(自家製)

公開日 : 2015年09月27日
最終更新 :
筆者 : 龍野 舞

皆さんはパンお好きですか?

私は大好きです!!

最近はあまり作っていないのですが、以前は週に数回パンを焼いたりもしていました。

私が好きなパンの種類は沢山あるのですが、今回は自家製「サワードウ・ブレッド」について書きたいと思います。

サンフランシスコ辺りに来られたことがある人や、その街の情報を知っている人であれば、この地域の名物として「サワードウ・ブレッド」やそれを器として使って提供されるクラムチャウダーの存在をご存知かもしれません。

このパンの一番の特徴は名前にも「サワー (sour)」とあるように生地に酸味があるところです。

これは、サワードウの発酵の過程で乳酸菌が作られ、その乳酸の酸味が生地の味として出たものです。

このサワードウの種の栽培には、基本的に「小麦粉」と「水」のみを必要とします。

また、レシピによっては発酵を促進するため「甘くて酸味のある柑橘系などの果汁」を加えるものもあります。

この粉と水を混ぜ合わせて、室内に数日放置しておくと自然に発酵が進み、乳酸菌と酵母が共存するサワードウのスターターというものができます。

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こんな風に小麦粉と水が発酵されて菌が呼吸する気泡が。

これをレシピに従ってさらに小麦粉、水、砂糖、塩、その他、ハーブやドライフルーツなどを混ぜて捏ね、さらに発酵させてパンにしていきます。

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実は最近、古いスターターの調子が良くなく、新しいスターターを育ててパンを焼いてみているのですが、なかなか上手くいきません・・・

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途中までは上手くいって「まあ、食べられる」ものが出来ることもあれば、そうでないことも・・・

私の住むパシフィックグローブは、周辺のモントレーの町まちよりも通常少し涼しめの気候です。そして、それに加えて、私たちの住んでいるところは大きな2本の木に挟まれていて、屋外はかなり暖かい日でも家の中は涼しいです。

なので、ある程度の温度が必要なパン作りにはちょっと室温が低いのかな?とも思っています。

(オーブンなどを使って温度調整をしながら作ることも出来るのですが、いつも自然の中で作っていたので、何とか方法を見つけたいと試行錯誤中です・・・)

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以前のようなパンがまた焼けるのか?

奥深いパンの世界・・・

皆さんは、私の試行錯誤とは関係なく、こちらへお越しの際には美味しいサワードウ・ブレッドをお楽しみ下さい。

レストランではお料理のお供に出てくるところも沢山ありますし、デリなどではサンドイッチ用のパンとしても選択出来ます!!

9月お題"パン"

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