食の異文化交流(?):カツ丼

公開日 : 2015年10月29日
最終更新 :
筆者 : 龍野 舞

今月のもう1つのお題が「丼物・ご飯もの」。

だからと言うわけでもないのですが、先日「カツ丼」を作りました。

我が家でたま〜に食卓に上るこのカツ丼は、食の異文化交流から出来ています!

というのも、私のパートナーがシェフをしていて、時々、

「トンカツ」の揚げる前の状態のものを職場から持って帰ってくるのです。

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日本では「トンカツ」として知られているこの料理は、「トン(豚)」と「カツ(カツレツ・Cutlet)」という2つの言葉から成り立っていることからもわかるように、本来はその調理法を西洋に由来している料理です。

(ちょっと調べてみたら、日本のカツレツは元々、フランスの"cotelette"から来ているとか。)

イタリア料理だと"Milanese"、ドイツ料理では"Schnitzel"と言った名前でメニューに載っていたりもします。

というわけで、アメリカでも人気のある「カツ」が、それを作るアメリカの料理のキッチンから、私のパートナーによって我が家へと連れられてくるのです。

しかし通常、いつかわからない未来の食事用のために、冷凍庫へ直行・・・

そしてしばらくして、「このカツを何とかしよう!」というときに私が作るのが日本の「カツ丼」です。

(カツを揚げるのは彼ですが・・・)

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(しかし、どんぶり用の器はないので、お皿・・・)

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こんなレトロな「日立製」の炊飯器でカリフォルニア産のこしひかりを炊きます。

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最近、鶏を飼っている彼の同僚のおかげで手に入るようになった「オレンジ色の黄身の卵」!

もちろん、どんぶり用のお鍋もないので、我が家で1番小さい平らなお鍋を使って、一人前ずつ料理をします。

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1枚のサイズがアメリカらしく大きいので、1枚のトンカツを2人でシェアして2人分のどんぶりを作ります。

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肉厚なお肉は半分でも結構なボリュームがあるのですが、衣が薄めで少量の油で料理がされているのでサイズの割には重くなく、美味しくいただきました!

もちろん、具沢山のサラダと一緒に :)

10月のお題「丼物・ご飯もの」

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