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ウルグアイ/モンテビデオ特派員ブログ Mariana

ウルグアイ・モンテビデオ特派員が現地から中南米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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さて、ウルグアイのサッカー観戦は、ゴール裏のど真ん中の超熱狂ファンの集まるところに行かないこと、盗まれそうなものを持っていかないこと、を気をつけていれば平和に観戦可能でした。


なのですが、去年くらいからセンテナリオスタジアムで行われるウルグアイリーグのクラシコ(ナシオナル対ペニャロール戦)、もしくはリベルタドーレス杯の試合等、大きな試合の度にファンが暴れ、スタジアムの器物を破損し、警察と衝突し、最悪の場合は発砲して負傷者・死者が出る、という不穏なニュースをちょこちょこ聞くようになりました。


そして昨夜行われたリベルタドーレス杯のグループリーグ予選の試合、ナシオナル対ニューウエールズ戦(アルゼンチン)でもゴール裏のナシオナルファンが警官と衝突して大暴れ。武器および武器になるものは入場前のセキュリティチェックでもって入れないようにはなってましたが、武器の代わりに観客席や、トイレの便器・洗面台等も引っぺがして攻撃に使用したようです。



この暴動の理由は、試合終了の少し前に、スタジアムから帰ろうとしたゴール裏のナシオナルファンを警察が出口を塞いで通させなかったためです。というのも、ファン同士の衝突が予想される試合では、アウェー側のファンを先にスタジアムから帰させ、2-30分後にホーム側のファンが帰るという方式を昨夜も取ったためです。これは事前に通知されてたにもかかわらず、ナシオナルファンはスタジアムから出ようと警察と衝突、あっという間に他の観客にも広まりました。


結果、逮捕者40名、警官28名が負傷、引っぺがされた観客席800席、という大騒ぎになりました。


このような状況は、改善の方向に向かうどころか慢性化してきているため、個人的には私もサッカーが好きなので試合を観に行きたいのはやまやまなのですが、もうクラシコやリベルタドーレスは観に行く気分にならなくなりました。非常に残念です。


ウルグアイにいらっしゃって、クラシコやリベルタドーレスの試合がそれでもご覧になりたいという方は、一番高いメインスタンド(tribuna America)、もしくは次に高いバックスタンド(tribuna Olimpica)を買い、できるだけ真ん中(ゴール裏から離れている場所)に座り、試合が終わったらさっさとスタジアムから離れる、スタジアムへの行き来ではエキサイトしているファンのグループには近寄らない等、注意をする必要があると思います。


サッカーに興味のない方も、チームのユニフォームや旗を持って集団で喚いている人たちが通りを練り歩いていたら、とりあえず避けましょう。


それでもまだ救いなのは、普段のリーグの試合は比較的平和なのと、代表戦は家族で観に来れる雰囲気をまだ保っていることです。ですので、試合を選ぶ、安全対策を講じることで、まだウルグアイの試合観戦、まだ可能です。


暴動後のセンテナリオスタジアムのゴール裏の様子、こちらからご覧になれます。(”Ver galeria”をクリック)


暴動の様子はこちら。




2014年3月27日

さて、去る12月10日、ウルグアイでマリファナ合法化法案が上院で可決され、日ごろ存在感の無い小国がにわかに世界で話題になりました。


このマリファナ合法化法案ってなんなの?という事に今回は触れてみたいと思います。


ウルグアイにおいて、医療以外の目的でもマリファナの栽培・製造・販売・購入・消費を合法としたものです。2014年に法制化される予定です。


この法律が出来た背景は、もちろんマリファナ愛好家の為でもないし、マリファナツーリズムを推進する為でもありません。


ウルグアイで近年急速に進んでいる薬物乱用を食い止めるべく、麻薬密輸・密売組織の資金源をたつ事による弱体化が目的です。マリファナの売上に課した税金による収入が目的とも言われていますが、政府は密売者より購入しないようにマリファナを格安(1USD/g)で販売する方針ですので、収入を第一の目的とはしてないと言っています。また、最初はマリファナ購入目的で麻薬が密売されている場所(Boca=ボカと呼ばれています)に通い始めたとしても、そこからパスタ・バセと呼ばれる安価ですが粗悪な薬物や、さらに中毒性の強い薬物に手を出してしまうというプロセスを食い止める事も目的です。


ですので、マリファナの使用を促進する目的はありませんので、使用に当たっては制限があります。

・栽培は登録の上6株もしくは上限480gまで(個人使用目的の栽培に限る)。

・購入者は登録のうえ、薬局で購入。

・一ヶ月の購入上限量は40gまで。

また、ウルグアイでのマリファナ購入にあたってはウルグアイの居住権が必要で、居住権の無い者には販売する予定は無いそうです。


ここで少し話が変わりますが、オランダのマリファナ合法とは何が違うの?という質問をよく受けます。そこで調べてみたところ、オランダではマリファナは合法であるわけではないそうで。違法なのですが、寛容政策が取られているため、起訴されないだけとか。(マリファナの影響によって起こした騒乱・破壊行為に着いては、その行為に応じた法によって罰せられます。)


さて、ウルグアイではマリファナは合法化されますが、日本のマリファナ(大麻)関連の法律には「麻薬取締法」があり、特に個人使用については同法第24条および刑法2条により制限されていますので、ご注意下さい。




2013年12月22日

モンテビデオは南半球に位置しますので、今から半年前に遡るのですが…。今年は暑かった!!とも言えるのですが、おそらく温暖化で年々暑くなっていくのでしょうし…と、考えつつ、先に進みます。


2013年、モンテビデオは”Capital Iberoamericana de la Cultura”に選ばれました。1996年についで2回目です。これはIberoamerica’(イベロアメリカ、アメリカ大陸のスペイン語圏の国を指します)の首都の中から選ばれる、『イベロアメリカにおける文化の首都(中心都市)とでも言えるでしょうか。』

ということで、2013年いっぱいはウルグアイの文化のみならず、イベロアメリカの国々の文化に関連したイベントがウルグアイで行われます。

早速2013年1月11日には、モンテビデオのビーチに野外ステージを4箇所に設けて、野外コンサートが行われました。無料!!

Mapa Toques en Montevideo Capital Cultura (1).jpg

Olodum (Brasil): Rambla y plaza Virgilio.
Bajofondo (Argentina): Playa Pocitos, Kibón.
Molotov (México): Rambla y Bv. Artigas.
La 33 (Colombia): Playa del Cerro.


同じ時間に各コンサートが行われたためどれかを選ばねばならず、友人達とは好みがそれぞれ違うので、お好みのところへそれぞれ散らばってそれぞれ楽しんできました。

私が行ったのは、アルゼンチンxウルグアイの混成バンド、ジャンルはエレクトリックタンゴのバンド、Bajofondo。格好いいですよ~。

IMG354.jpg





ということで、みんながバカンスに出払って、レストランもディスコもバーも、多くは休業して県外のビーチに営業出店、イベントももっぱらそこで行われて普段は静かな1月(特に上旬)のモンテビデオ、今年の夏は大きなお楽しみがあり、ちょっと違いました。



ちなみに、この”Capital Iberoamericana de la Cultura”のモンテビデオ県のPRビデオがなかなか素敵。最初に出てくるルベン・ラダ御大をはじめ、ウルグアイの文化人総出演で、モンテビデオの県歌を歌ってます。






(8月お題"今年は違ったモンテビデオの夏")

2013年8月29日
2013年8月23日
2013年7月18日
2013年5月26日
2013年5月 1日
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