モントリオールの定番観光スポットと言えば・・・
皆さま、はじめまして。
この度モントリオールの紹介ブログを担当することになりました、カオリと申します。
この春に日本からモントリオールに引っ越してから約5ヶ月、
まだまだモントリオール初心者の私にはまだ毎日が発見の連続です。
多文化・多時代・多気候が入り混じった様なこの不思議な都市を知っていく過程を、
モントリオールに少しでも興味のある日本の皆さまと共有できればと思っています。
初回ですので、まずはザックリとモントリオール市の概要を。
*モントリオールの位置
モントリオールはカナダ東部に位置する、人口約380万人のカナダ第二の都市です。
セントローレンス川とオタワ川の合流地点にある大きな中州に貿易拠点として発展し、
製造業や金融業の中心地としても近年まで栄えました。
住民の多くが英語・フランス語のバイリンガルとされ、
フランス語圏としてはフランスに次ぎ二番目に大きな都市です。街はフランス文化を色濃く残し、
看板や人々の会話、メトロ案内放送まで日常のほとんどがフランス語です。
しかし、ダウンタウンを東から西へ抜けると突然英語圏へと変わり、
フランス語の表示に囲まれながら英語での会話が飛び交います。
写真は、市内の英語系大学の一つ、コンコルディア大学の入り口に掲載されていた、
2ヶ国語での注意書きです。英語系大学構内は、基本全てが2カ国語表示です。
ただ、ケベック州の正式な公用語はフランス語のみのため、政府系機関では
フランス語表示のみの所も少なくありません。
初投稿の今回は、観光地として名高いオールドポート地区の様子をご紹介します。
オールドポートはその名の通り昔の港です。
モントリオールへ入植したフランス系の毛皮貿易商達の交易所から始まりました。
1970年代にモントリオールの港機能は東部の港へと移ったため、
その後は古い街並みを残す歴史的地区としてモントリオール随一の観光スポットとなっています。
オールドポートの一番人気は、何といってもこのノートルダム大聖堂です。
荘厳な外観に、観光客でなくとも思わず足が止まります。
歌姫セリーヌ・ディオンが挙式に選んだのも頷ける風格です。
お客を待つ馬車観光の馬たち。大聖堂前にはたくさんいます。
カラフルで可愛らしい色合いを好む色彩感覚はフランスの影響かな、
とは、現地の友人の分析です。
セントポール東通りを北へ歩いて行くと、古い街並みが現れます。
お土産やさんやレストラン、アートギャラリーが立ち並び、
春から秋にかけて週末は特に観光客で賑わいます。中世ヨーロッパを彷彿させる美しい街並みは、
1990年代に著名な建築家(Aurèle Cardinal, Peter Rose)によって改修されたものだとか。
セントポール東通りを北に進むほど、レストランが多くなってきます。
レストラン通りを抜けるとジャック・カルティエ広場へたどり着きます。
広場では定期的に、モントリオールで活躍するアーティスト達が個々の作品を展示、販売しています。
後ろの方に見えるのはモントリオール市庁舎です。夜にはライトアップされます。
久しぶりにオールドポートを訪れたこの日、地元の小学生の団体に出会いました。
子供は世界中どこでもみんな元気ですね。
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