夏のモントリオールでひと味違う体験をしたいなら、ワイナリーへ!

公開日 : 2016年07月29日
最終更新 :
筆者 : カオリ

こんにちは。

モントリオールはこのところ、

しばらく過ごしやすい陽気が続きます。

朝晩は20℃前後、昼間でも25℃前後で

日陰で風が吹くと少し肌寒いときも

あるくらいです。

湿度が低めで爽やか〜な空気を感じ、

ふと、アメリカ・ナパバレーの

ワイナリーを思い出し、そうだ!

ワイナリーに行こう!!と思い立ちました。

確か、ケベックにもワイナリーがあると

聞いていたので・・。

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タイミングよく今週は私の誕生日。

バースデーワイナリービジットと

いうことで、、

やって来ました。

『Domaine des Cotes d'Ardoise』。

ケベック州で現在営業中のワイナリーの

中で、最も古いワイナリーです。(*1)

モントリオール市内から車で約1時間20分。

気軽に来れる距離にありました。

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(*1) http://www.cotesdardoise.com/index.en.php

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こじんまりした田舎のファーム、といった

感じでしょうか。メルヘンチックな雰囲気が

どこか漂う、可愛らしい入り口です。

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わぉ。。。青々と茂った蔦に覆われて、

格好いい!なのに可愛いらしい!

パイオニアとして1980年の創業して以来

しばらくは、なんと非合法でワイン販売

していたとか。。紆余曲折あって、今では

味も生産過程も認められ、立派に経営しています。(*2)

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(*2) http://www.cotesdardoise.com/vignoble_histoire.en.php

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この蔦の茂った建物はブティックです。

中にはこのワイナリーで作られた

ワインが売られています。

ケベックで生産されているワインは

他地域のように品種は細かく分かれて

おらず、ただ「レッド」、「ホワイト」と

だけ表示されているものがほとんです。

こちらのワイナリーも例に漏れず。。

初めの頃は驚きましたが、これもケベック流の

一つでしょうか。。どんな味がするのか

ヒントがなく、ボトルによっては付いている

説明書きもフランス語・・私、読めません☹..

"飲んでからのお楽しみ"感は味わえます!

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ブティック内ではワインのテイスティングが

できます。フレンドリーな女性スタッフの丁寧な

説明とともに、赤と白(白はリーズリング)ワインを

テイスティングしました。

リーズリングはドライな辛口で、甘いのが

苦手な男性でも楽しめそうな風味です^^

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この日は朝食抜きで来たため、お腹がすいて

きたので、軽食を売る隣の建物へ。

余談ですが、後ろのテントでは、

会食やちょっとしたイベント等に使用される

ようです。ケータリングサービスも

行われています。(*2)

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(*2) http://www.cotesdardoise.com/services_salle-receptions.en.php

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『ビストロ』では、パニーニやサンドイッチ等の

軽食を、とってもフレンドリーな女性スタッフ

(写真右)が手作りしています。彼女のお勧めで、

チーズパニーニセット、それから、

チーズとパテと葡萄とパンの盛り合わせを

注文しました。

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写真左が、チーズとパテと葡萄と

パンの盛り合わせ(CAD 14、tax&tip抜き)。

写真右が、チーズパニーニセットです

(CAD 10、tax&tip抜き)。

「素敵な誕生日を過ごしてね!」と

明るい声でお祝いしてもらい、とっっても

気分の良いひと時です☺

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せっかくなので、景色の良いところで

ランチを頂こうと、敷地内のガーデンへ

移動しました。小さなガーデンには様々な彫刻が

置かれ、非日常的な雰囲気を醸し出すのに

一役買っています(彫刻は売り物です)。(*3)

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(*3) http://www.cotesdardoise.com/activites_expositions.en.php

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葡萄畑を見渡せる特等席!

ここでランチを食べよう〜!

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目の前に広がる美しい葡萄畑を眺めながら、

風の音だけが聞こえる静寂・・。

最高のランチです☺

車で来たこともあり、ドリンクは

ジンジャーエールですが(笑)。。

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自然に囲まれた贅沢なランチを

めいっぱい楽しんだ後、敷地内を

少し散策してみました。

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わぁ〜 こちらにも絵に描いたような

風景が。。『これぞカナダ、これぞケベック』。

素晴らしい自然を存分に堪能できた

誕生日になりました。

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この葡萄(写真)は確か白ワイン用。。

なお、ケベックでは寒冷な気候特性から

アイスワインが得意な品目ですが、昨年2015年は

暖冬のため、このワイナリーではアイスワインの

生産は諦めたとのことでした。

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フレンドリーなスタッフの対応にも惹かれ、

お土産用にワイングラス(小・CAD5/個)と

現在在庫のある2008年産の小さなアイスワイン

のボトル(50ml・CAD8)を購入しました。

初めて訪れたケベックのワイナリーは、

アメリカ・ナパバレーの様な大規模な

ワイナリー群とは違い、素朴で牧歌的で、

落ち着きのある懐かしい雰囲気でした。

今回訪れた Domaine des Cotes d'Ardoise

の他にも近隣に十数軒、こじんまりしたワイナリーが

連立しています。夏にモントリオールを訪れて

しばらく滞在するなら、定番観光スポットに加え、

郊外のワイナリービジットをお勧めします。

きっと夏の素晴らしい思い出の1ページに

加わること間違いなしです。

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Domaine Côtes des d'Ardoise

(ドメン・デ・コテ・デドワズ)

住所: 879 Rue Bruce, Dunhum, QC J0E 1M0

アクセス:モントリオール市内から車で約1時間15分。

Autoroute 10EとAutoroute 35SをSaint-Sébastien QC-133Sまで約64km。

その後、DunhamのQC-202まで約23Km。

営業時間:(2016年5月15日〜10月31日)

10〜17時(月-木)、10〜18時(金-日)

(2016年11月1日〜2017年5月1日)

11時30分〜16時30分

※詳細は下記リンク参照。

http://www.cotesdardoise.com/contact.en.php

電話番号:(450)295-2020

Email: info@cotesdardoise.com, boutiquedca@hotmail.com

駐車場:無料駐車場有り

URL: http://www.cotesdardoise.com/index.en.php

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