フォト・ラバー達へ。‐ リュミエール兄弟フォトセンター
モスクワ市内中心地にある「クラースヌイ・オクチャーブリ」。
「赤い10月」という意味のチョコレート工場跡地は、流行のレストランやクラブの集まる、最旬スポットへと生まれ変わりました。
その中で、写真展が好きな方は必見。毎回、質の高い写真展を開催している、写真ギャラリーがあります。
その名も「リュミエール兄弟フォトセンター」。
海外のフォトグラファーの写真展も含め、毎回様々な写真展が開催されています。
私が訪れた際にやっていたのは「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」展。
同じ展覧会が東京でも昨年、東京都写真美術館にて開催されていたとのこと。
この展示をモスクワで見るということが、より深い感慨を呼び起こします。
展示の最後には、ジョセフ本人がモスクワへ来た際のインタビューをビデオで流していました。
モスクワでこの展覧会が開かれるということに特別な思いを感じるよ、との言葉が印象的。
この写真ギャラリー。フォト・ラバーのためにか、館内の写真撮影を禁止していないのです。
入り口には写真撮影+にこちゃんマークが。日本では考えられない寛容さ。
学生らしいカップル、カメラをぶら下げた青年、年配の夫婦まで、幅広い年齢層が楽しめる場所となっています。
「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」展はすでに終了していますが、現在は「ルース・オーキン 回顧展」(1月29日まで)および「イタリア 写真とネオリアリズム展」(2月29日まで)が開催中。どちらも見逃せない。
どちらも外国の写真家の展示会だけれども、日本では滅多にみられない、ロシアやソ連の貴重な写真家の展覧会も随時開催されています。
最後には、もちろんミュージアムショップ。
その内容は。。。次回の記事でご紹介します。
ホームページは英語で閲覧可能。どんな展覧会がやっているか、是非チェックしてみて!
【Information】
Center of Photography Lyumiel Brothers
Bolotnaya embankment 3, building 1, Moscow
Tel: (495) 228 98 78
火‐金:12時~21時、土・日:11時~21時
最寄り駅:地下鉄クロポトキンスカヤ駅
http://www.lumiere.ru/
Центр фотографии им. братьев Люмьер
(495) 228 98 78, Болотная наб., 3, стр. 1
м. Кропоткинская
Режим работы: вт-пт 12.00-21.00, сб-вс 11.00-21.00
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