モスクワ郊外の麗しの庭園‐アルハンゲリスコエ
一年でもっとも美しい季節を迎えているロシア。
こんなに天気が良くてよい気候で、遠くに足を延ばしたい気分になります。
モスクワからバスに乗って、ちょっとだけ足を伸ばして郊外へ。
市内からさほど遠くない所に、とても美しい庭園が。
とっても綺麗で、気持ちがいい庭園まで、行ってみよう!
その庭園の名前は「アルハンゲリスコエ」。
ロシア語では「アルハンゲリスコエ・ウサーディバ」。ウサーディバとは、郊外にある屋敷を指し、大抵どの屋敷も、屋敷と庭園の美しいコンプレックスになっています。
元は、1810年に貴族ニコライ・ユスポフの所有となり、その後、皇帝アレクサンドル1世やニコライ1世もこの場所を愛し、何度も訪れたとか。
重厚な屋敷とそこから見下ろす本当に美しい庭園。
庭園を下るとモスクワ川沿いに出られ、そこは気持ちの良い憩いの場。敷地内には教会も建ち、全てが調和の中に立ち、本当にきれい!
多くの言葉はいらないと思うので、写真をごらんあれ。その綺麗さを感じて頂けると思います。
(クリックすると、拡大できます)
敷地を入るとすぐに出てくるのが、メインのお屋敷とその周辺の建築物。
そのほとんどが綺麗に修復されています。
そのまま足を運んでいくと見えてくるのが、この屋敷の最大の魅力のこの庭園!
庭園の美しいことと言ったら!まるでどこかの西欧にいるみたい。緑の美しい芝に白亜の彫像達が美しく映えて。
川べりには芝生が広がっていて、みんなの憩いの場所に。
敷地内にはこんな綺麗な回廊のある建物とお花の咲く教会も。
アルハンゲリスコエの敷地内には、売店などがほとんどないため(数えるほどのアイスクリームスタンドと、揚げドーナツが買える場所が1箇所のみ)、庭園内はゴミで汚されていることもありません。ロシアにおいて、こんなにゴミのポイ捨てのない場所もあるんだ、と嬉しい驚き。
食事が出来るとことは数箇所(シャシリクの出るカフェ)あるけれど、数が多くないので、お弁当を持っていて、河岸で食べるのも良いかも。
モスクワ市内から混んでいなければバスで20分程度。思い立っても行けてしまう距離。
このまばゆい季節に是非足を運んでみて!
麗しの庭園が待ち受けています。
【Information】
Musei-Usadiba Arkhangeliskoe
Krasnogorsky region, p/o Arkhangeliskoe
Музей-усадьба «Архангельское»
Красногорский р-н, п/о Архангельское
自動車:イリンスコエ・シャッセ、5キロ時点で左折
バス:地下鉄トゥーシンスカヤ駅よりバス541番、549番。「アルハンゲリスコエ」で下車。
入場料:100ルーブル
【記載内容について】
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