№12 モスクワの冬のセール- ツヴェトノイセントラルマーケット

公開日 : 2014年01月11日
最終更新 :

新年の長い祝日も終わり、ようやく普通の日々が戻りつつあります。今日のモスクワには、雪ではなく雨が降りました。

12月下旬からずっと、さほど寒くない日々が続き、挨拶は「ぜんぜん寒くないね」が定番化しているこの頃です。それでも、一桁台~氷点下の気温ではあるので、東京に比べたらそれはもう、寒いはずなのですが、寒さの質が違うのか、部屋の中が暖かいからなのか、気の持ちようなのか、ちっとも寒く感じないから不思議です。

そんな中、さらに熱くなるようなところへ行ってきましたので、醒めないうちにそのお話を書きますね。(№10の続きのカフェのことは、また近いうちに...。)

モスクワには、通称ТЦ=ショッピングモールのようなものはいくつもあるのですが、建物や構造にまずセンスがなく、いるだけで暗い気分になるようなところが多いです。入っている店舗も、世界中どこにでもあるようなファストファッションのお店ばかりで、特別わくわくするようなものに出会えない上、値段も世界基準より割高であることが常であるため、いつしかモスクワでは食料品以外何も買わない、という購買スタイルが定着してしまいました。

残念なことです。

年が明け、世界の多くの国でそうであるように、モスクワでも冬のセールが始まりました。そこで、失われかけた好奇心を奮い立たせ、モスクワじゃないみたいなТЦだよと度々聞いていた、ツヴェトノイセントラルマーケットにようやく行ってみることに。値引き札のオーナメントで飾られたツリーが迎えてくれました。

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噂に違わず、洋服売り場はよく言えば新宿伊勢丹の4階のような構成でした。ブランド毎にすっきり陳列されていて、見やすいです。

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CARVENやAcne、MM6やA.P.Cなど日本でも人気のブランドや、フランスのSandroやmaje、UKのREISSやWHISTLES、スペインのUterqueなどなど日本未上陸ブランドも豊富に揃っています。

東京ブランド、muveilも。(こちらはとても高いですが)

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セール中であれば、お値段も各現地価格より安いな、くらいですし、商品も豊富に残っていますので、タイミングが合えば、モスクワで世界のファッションをお求めになるのもよろしいかと思います。

ジバンシィのパンプスやAcneのブーツなど、靴のセールも◎

Acneのショートブーツは3万円ほど、なかなかのお得度だと思いました。

さらに上階には、ディーン&デルーカをワンフロアにしたような食料品売り場があり、新鮮そうな肉や魚、各種加工品やメゾン・カイザーのパン、お惣菜やピロシキ、野菜や果物にドライフルーツと結構楽しめるものがたくさん売られています。

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ここで売られているピロシキ、ある時偶然出会ったロシア人のおばさまに激押しされたことがありました。そのお話はまた次回以降に...。ピロシキのことを書くとあれやこれや長くなってしまう予感がするので、いつも続きばかりになってしまうのですが、またの機会に書きますね。

*1/30 追記

最終的には、多くのブランドが70%オフになっていました。日本では、シーズン中に70%オフはなかなかないブランドも対象の上、混雑なし、日本人向きの小さめサイズ豊富、試着室も広々快適ですので、1月最終週は特におすすめです。

住所: Цветной бульвар 15, стр. 1 ツヴェトノイ ブリヴァール15, 1

メトロ: 9号線 Цветной бульвар ツヴェトノイ ブリヴァール駅下車すぐ

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