№19 ソチオリンピック- ロシアのユニフォームと言えば"BOSCO"

公開日 : 2014年02月05日
最終更新 :

ソチオリンピックの開幕が近づくにつれ、日本のメディアでも、きっとロシアチームの華やかなるジャージ姿を目にする機会が増えていることと思います。

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<画像: BOSCO公式HPより>

ロンドンオリンピックの際も、一際目立っていた気がする、ロシアチームの赤ジャージ。日常生活においても、私の勝手なイメージでは、ロシア人ってジャージ好きだなーというのがあり、実際、空港など「えっ、ここまでジャージで?」と思うようなシーンで、よくジャージ姿の彼らを目にすることがあります。

そんなジャージたちに多くの確率で付いているロゴマーク、それが"BOSCO(ボスコ)"です。

家族全員BOSCOジャージで出発の例:

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今回のソチオリンピックのジェネラルパートナーでもあるので、色々な場面でこのロゴマークを目にし、何だろうと思われた方もいるのでは。

日本では全く馴染みのないこのBOSCO、正真正銘ロシア生まれのスポーツウェアを扱うロシアンブランドで、ロシアはもちろんのこと、隣国ウクライナや、なんとスペインチームのナショナルユニフォームも手掛けているのだそう。

展開するBosco di Ciliegiグループは、先日から度々このブログにも登場している、グム百貨店の大株主でもあり、通りでグムの1階はBOSCO色が強いわけですね。グム内には、BOSCOカフェなんていうのもあります。この他、イタリアを始めとする数々のファッションブランド(アルベルタ・フェレッティや、マックス・マーラ等々)をロシアで手掛けていたりもします。

同グループ創業者であるミハイル・クスニロヴィチ氏は、2013年フォーブス誌が選ぶ、ロシアの富豪トップ200にランクインしているとのことで、名実ともに、ロシアを代表する企業の一つのようです。

そんなBOSCOの偉大なる裏事情を知り、早速認識を改めました。ただのジャージ屋さんだとばかり...。

みなさまもぜひ、オリンピック中継をご覧になる際には、こんな角度からもお楽しみいただければと思います。

(2月お題 "ソチオリンピック")

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