№41 ロシアのヨーグルト- ロシア版ダノンビオ "チーズ仕立て"
5月に入り、ベストシーズンの到来、と思いきや月曜日の今日は冷たい雨。最高気温は10度以下の寒い1日になりそうです。この雨雲が去ったらきっと春、と既に何度か思ったような気がしますが、まだまだ暖かくならないですね。
そんな日はおいしいもののことを考えて、元気を出しましょうー!
ヨーグルトが大好物の私、特にヨーロッパからの帰り道には持てうる限り空輸して、帰宅後にちびちびと小さな幸せを楽しむことにしています。フランス・スイス・ドイツあたりのヨーグルトは種類も豊富で添加物が少なく、素材の味が活きていておいしいですよね。
お金を出せば手に入らないものはない気がするモスクワでは、もちろんそんな国々のヨーグルトも豊富に売られています。が、お値段があまりに高く、とても毎日食べようという気になりません!
例: ボンヌママンの4個パックのヨーグルト、フランスでは2EUR程度のものが300RUB超
そんなわけで、普段私は気分だけでも楽しもうと、フランス系のスーパーАШАН(アシャン)のプライベートブランドのヨーグルト(一応フランス製)を食べることが多いのですが、ある時ふと目に留まってロシアンヨーグルトを試してみようという気になりました。
▼ダノンのАКТИВИАシリーズ "Творожная" 1つ30RUB前後
日本では、ダノンビオでお馴染みのあのシリーズのロシア版です。この "Творожная"(トヴァロージナヤ)、意味合い的には「チーズ仕立て」みたいな感じになるのでしょうか。Творог(トヴァローク)は、ロシアのカッテージチーズのようなもので、それっぽい感じのヨーグルト、ってことになるのだと思います。
チーズ仕立てということは、結局のところヨーグルトではないのかなーと思ったりもしたのですが、裏面を読むと、ビフィズス菌も入っているし、つまりはクリーミーな濃いめのヨーグルトです。乳脂肪分は4.2%。
АКТИВИАの普通のヨーグルトよりも、ちょっと凝ったフレーバーがあり、フィグ・アプリコット・プルーン味なんて、日本女性のお好みにも合うはず。
濃厚で、酸味が少なく、大げさに言うとゆるいレアチーズケーキのようなおいしさです。
増粘剤やペクチンなど、ひとしきり添加物は入っているものの、味わい的にはロシアっぽく、乳製品好きなロシアの一面を感じていただけるかなーと。
ロシアンヨーグルトにもたまには目を向けてみようかな、と思わせてくれる一品でした。
*1RUBは、現在のレートで約2.8円です
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