№53 ロシアの国花- おやつとしても愛されているあの花

公開日 : 2014年06月30日
最終更新 :

ここ数週間、秋のような要コートの寒さが続き、毎日数回雨が降るという気まぐれにも程があるお天気が続いていましたが、今週からもう少し夏らしい気温になるようです。昨日は久しぶりに一日中快晴でした!これからしばらく、からりと晴れた日が続きそうです。

ロシアの国花と言えば、少し前に日本の元フィギュアスケート選手の子供の名前で話題になり、ご記憶の方も多いかもしれない「ひまわり」ですが、意外に感じますよね。(実はロシアの国花は二つあるらしく、もう一つはこちらも意外な「カモミール」)

寒いイメージの国の国花がひまわりだなんて。でも、ロシアは世界で一番広い国だけあって、気候も様々で、世界一のヒマワリ油の生産地なのだそうです。もちろん私もたった今知りましたが、確かにスーパーの植物油コーナーにはヒマワリ油がずらりと並び、とても安価ですし、こんなのもあります。

▼ひまわりの種(おやつ用)

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日本では、ひまわりの種と言えば、ハムスターのエサと決まっていませんか?私にとっては、子供の頃飼っていたハムスターが口いっぱいに頬張っていた姿とセットの思い出ですが、ロシア(や旧ソ連の国々)では、ひまわりの種=日常のおやつ、として愛されています。

モスクワではまだお目にかかっていないですが、カザフスタンに住んでいた時には、タクシーの運転手さんが運転席の横にひまわりの種を散らかしていたり、車内に殻が山をなしていたりしたことを思い出しました。

そう言えば、以前ご紹介した「ハルヴァ」の主原料としてもひまわりが使われていますね。

今の季節、ロシア南部では、地平線まで広がる絵に描いたようなひまわり畑が見られるのだそうですよ。

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ウィキペディアより≫

ひまわり=小学生の夏休み、ひまわりの種=ハムスターのエサ、という私のイメージを覆す、ロシアの国花のお話でした。

*1RUBは、現在のレートで約3円です

6月お題"国花"

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