№54 ロシアンチョコの代名詞 あの"アリョンカ"ちゃん- ドイツへゆく

公開日 : 2014年07月07日
最終更新 :

先週からモスクワは暑すぎず、寒くなく、さわやかな夏らしい日々が続いていて、本当に気持ちのよい気候です。

先日、ドイツのフランクフルト空港で偶然にあの方にお会いして、思わず目を疑ったので今日はそのお話を書きますね。

▼ロシアンチョコと言えば、の有名人"алёнка(アリョンカ)"ちゃん。ロシアを代表するチョコレート会社、Красный Октябрь(クラースヌィ アクチャブリ)社の看板商品です。1966年生まれのアリョンカチョコ、こちらはクラシックな普通の板チョコタイプ

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ロシアを訪れた方は一度ならず目にする機会がありますよね。どこにでも売られていますし、板チョコからウエハースタイプ、スプレッドタイプなどなど多様なバリエーションがあります。モスクワの空港の免税店にも、お澄まし顔で並んでいます。お味の方は... まあ、典型的なロシアンチョコですね。

▼そんなアリョンカにまさかこんなところで会えるとは...ドイツやスイスの立派なチョコたちが棚に並ぶ中、なんの脈絡もなく突然の再会となりました

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ドイツ価格は0.99EUR。モスクワでも40-50RUBくらいはするので、むしろ本国より安いくらいの価格設定です。

これまで何度となくドイツのスーパーのチョコ棚を覗いている私ですが、アリョンカに気が付いたのは初めて♡チョコ大国で対等(?)に並んでいる姿は、嬉しいやら恥ずかしいやら...と言うよりも、「なぜ?!?」という気持ちが先立ちました。

おいしいチョコが山とある中で、わざわざ国産品より割高なロシアンチョコを買おうという物好きなドイツの方々がそういるとは思えないので、きっとかなりのレアケースです。この出会いも何かの縁?!

▼アリョンカに会えたのは、フランクフルト空港駅(Sバーン/電車)を降りてすぐのところにある、tegutというスーパー

*余談ですが、こちらは街中のスーパーがお休みになる日曜日も営業していて、出国前の最後の買い出しにもおすすめのスポットです

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今回初めて知りましたが、このクラースヌィ アクチャブリ社、もともとはドイツ人のフェルディナンド・テオドール・フォン・アイネムさんがモスクワはアルバート通りで始めた会社だということで...。つまりはアリョンカ、ゆかりの地ドイツへ里帰りを...ちょっとした物語の誕生です。

HPによりますと、親会社のユニコンフの商品たちは、世界30ヶ国で愛されているということなので、他の国々でも会えるかもしれませんね。

ちなみに、今回ドイツのスーパーで見かけた値札の横には≪Bio≫のマークが!アリョンカがBio認定商品だなんていう話は一度も聞いたことがなく、これこそ信じられない思いですが、ほんとのところはどうなんでしょうね?何か続報があれば、追記したいと思っています。

*1RUBは、現在のレートで約3円です

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