湿地帯に囲まれているベラブーシ地方

公開日 : 2017年02月21日
最終更新 :

今日も引き続き、ベラブーシ地方について紹介します

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ベラブーシ地方には、かなり大きな湿地帯に囲まれています。

写真は一見、ただの草原に見えますが、実はこれは湿地帯です。

大昔は普通の湿地でしたが、長い年月を経て、草木が育ち、枯れて腐葉土になることを繰り返し、

今では地下2メートルくらいまで掘ると水がでてくる状態らしいです。

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これが、足場の写真です。どれくらい草木が生い茂っているかがわかると思います。

まだ茂みが深い場所ではなかったのですが、すでに大人の腰の高さくらいまで草が茂っています。

2メートルくらい下に水があるとは思えないほど、足元はしっかりしています。

植物の根っこが地面をしっかりしたものにしています。

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こちらは、地下水の水位を確かめるためのパイプです(蓋をはずした状態)。

ちょうど、水位の調査に立ち会うことがあったので、測定するところも見ることができました。

このパイプに専用の機材を入れることで水位を測ります。

この機材は、水に触れるとブザーがなるもので、ゆっくりおろしていき、今回は1.7mのところで音がなりました。

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これは、新しい湿地の水位測定地点を作っている様子です。

ワカサギ釣りのような感覚で、地面に穴を掘り、水が出た時点でパイプを指します。

ちょっと乾燥した土地だったので、50センチほど掘ったあと、硬い地層?にあたったため、途中であきらめました。

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これは、昔、湿地だった場所です。火事があり、あたり一面が燃えてしまったため、真っ黒になっています。

こうなってしまうと、湿地としての水をキープする機能がなくなり、単なる炭化した土地となります。

火を消す手段がなく、雨が降るまで放置するしかたかったため、このようなことになってしまったと聞きました。

写真の手前の緑は、まだ湿地として生きている場所です。その中間の白ところは、

湿地の水分が炭化した土地に座れて、ドライになっている場所です。

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