ムンバイ名物!パールシー料理
インドではご存じの通り、ほとんどの人がヒンドゥー教を信仰しているのですが、
実はここムンバイには「ゾロアスター教(拝火教)」教徒が多数存在しています。
日本ではまず馴染みの無いこのゾロアスター教、少しだけ説明させて頂きますと、
(自分もそこまで詳しく無いのですが...)
・元々はイランで生まれた火を神聖視する宗教だが、現在最も多くの信者が住んでいるのがインドのムンバイ。
市内に寺院がいくつか存在するが、異教徒は入ることができない。
・インドのゾロアスター教徒は「パールシー(パーシー)」と呼ばれ、独自のコミュニティを築いている。
パールシーには裕福で教育レベルの高い人が多く、ムンバイのタージホテルを作ったタタ財閥もゾロアスター教徒。
ムンバイに来るまでは「拝火教=なんだか怪しい宗教...」くらいのイメージしかなかった私ですが、
情報誌に"美味しいパールシー料理のレストラン"が載っていたり、友人の家のオーナーさんがパールシーだったりと、
ここムンバイでパールシーはかなり身近な存在です。
そこで私が観光でムンバイに来る方へお勧めしたいのがコチラ!
パールシー料理が食べられるレストラン「Ideal Corner」。
寺院には入ることができなくとも、料理を楽しむことはできるので...。
場所はCSTから歩いて10分程度、「Bombay Store」の近くです。
店内は歴史を感じさせるレトロな雰囲気ながらも清潔で、平日・週末関わらず多くの人で賑わっています。
パールシー教徒はもちろん、観光客もよく利用しているようで、分からないメニューについても
丁寧に解説してくれました。
メイン料理は曜日によって違い、パールシー達が毎日行っても飽きない工夫がされています。
その他に毎日注文できる小皿もいくつかあり、全て100Rp前後でした。
この日私たちが頼んだのは、「Fried Fish(Bombay Duck)」(一番下)「Mutton Cutlet」(中央右)
「Chicken Farcha with Chips」(一番上)とライスです。(一番下のタマネギはサービスで付いてきます。)
中でも一番下のBombay Duckのフライが「外はサクサク、中はふわふわ」で美味しかったです!
また、「Mutton Cutlet」はおそらく他であまり食べることができないメニューですし、
マトン独特の臭みもなくお勧めです^^
ちなみにパールシーは基本ノンベジタリアンなので、チキン、マトンを使った料理が多いのが特徴です。
そして見逃せないのがデザート!店員さん一番のお勧めは「Bread Pudding」とのこと
だったのですが、この日は残念ながら品切れ...。
代わりに「Caramel Custard(プリン)」を注文したところ、これも美味しい...!!
手作りっぽさ満点で少し不格好ですが、素朴なカラメルとカスタードが懐かしさを感じさせる味でした。
本当はパールシー料理にかかせないというこちらの「クランベリーコーラ」も試してみたかったのですが、
こちらも品切れとのこと...。
少し遅めの時間に行ってしまったことが原因かと思いますので、もし行かれる方はランチで込み合う前
(9時~12時の間くらい)を狙えばいいかと思います。
他にもムンバイ市内にはたくさんのパールシーレストランがありますので、ムンバイに滞在の際は、
ぜひ「お気に入りの一軒&一品」を探してみてください!
Ideal Corner : 12 F/G, Hornby View, Gunbow Street, Fort , Mumbai
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