N°117 ミュンヘンに来る前に知ってると面白い事。気質編
いやぁ〜、異なる文化のなかで生活するのは時として刺激でもあり、ときとして苦悩でもある、、、。なんて最近しばし感じちゃいます。
今日ご紹介するのはそんな異文化のなかでもミュンヘンッ子気質を少しばかり。
1。リップサーヴィスは全く無し。
2。買い物に助け手を出さない
3。閉店20分前には入れない場合がある
1。 『西洋人』といってもまず全く違いますのが米文化と欧州文化です。大西洋を挟んでいるだけなのにこんなに違うのかと米文化に慣れてらっしゃる方はショックを感じられるかも知れません。
例えば、米文化はリップサーヴィスが慣習的ですがコチラはそんな文化は何一つありません。米圏域ではお買い物をしたレジで『how'er You?』と必ずと言っていい程聞いて来いますよね、ドイツはにこりともせず買った品物や釣り銭ををボンっとカウンターに叩き付けたりが常です。
2。 また未だ専門ショップ文化(お肉屋さん、八百屋さん、パン屋さん等の一軒一軒になるお店)が残るドイツでは疲れた所でパンの一つでも買いたい所。しかし上手にほしいそのパンが伝わらない時、『えっ? えって? 何言ってんのだか全く分からない!!』とえげつないしかめっ面をしてぶっきらぼうに言い放ちます。
3。 また閉店間近のお店に滑り込み!日本ならセーフ!のところが、いとも簡単にあっさりと『もう入らないで、閉店時間が近いから!』と緊急の事情があってもあっさり断られます。たとえば脚を擦りむいてバンドエードが欲しい、などの理由で擦り傷をみせたところでも、あの角に百貨店があるから、などばっさり切り捨てられます。
これらを纏めてみるとドイツ人は偶然に居合わせる相手の事情などど〜でもいいのです。
ところが、一言ダイレクトに『助けてください』『貴方の手助けが必要です』と伝えてみると、これが驚く程態度が急変し優しくなります。
ドイツ人は個人主義なので気遣い文化がとても低いです。 隣の人が何をしていてもおかまい無しなのです。角度を変えて表現すると、逆に相手をリスペクトしているとも言い換えれます。相手が選んでそうしてるのだからこちらの口出しは無用!という感じです。
しかし、ちがうんです、コレはすくでこうしてるのではなく、分からないから戸惑っているだけです、だから貴方の手助けが必要!と伝えれば必要以上に良心的なのがドイツ人です。
基本、根はとっても優しいのです。
旅行中はお買い物でドイツ人と接することがあると思います。そんな時には冷たいな〜と感じる必要はありません。堂々と自分の意見を笑顔で主張してみましょう。
しかし、私がドイツへ来た頃は毎日が冷たいドイツ人にへ込みっぱなしでした。笑
(7月お題"旅行する前に知っておいた方が良いこと")
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