アドベントというステキな習慣

公開日 : 2017年11月22日
最終更新 :
筆者 : トモリス

11月になると、スーパーやお店は突然クリスマス関連の物が目立つようになります。

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日本でクリスマスと言えば、12月24日と25日ですよね?

ドイツでは、『アドベント』と呼ばれる、約1ヵ月間の期間を経て、クリスマス当日を迎えます。

・アドベントとは?

アドベント (Advent) は、キリスト教西方教会において、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のことである。(Wikipedia より抜粋)

・どんな習慣があるかといいますと。

まず、アドベントには、ロウソクを4本用意し、第1アドベントに1本目のろうそくに火をともし、その後、第2、第3、第4と週を追うごとに火をともすろうそくを増やしていくという習慣があります。ロウソクを立てるクリスマスリースをドイツ語でアドベントクランツと呼びます。クランツは、冠、王冠という意味。アドベントクランツは、必ずしも輪っかの形ではなく、横長のこともあります。旅行中に、一般家庭のアドベントクランツを見ることはないでしょうが、お店やホテルで探してみて下さいね。今年は手作りしてみようかな?

子供が楽しみにしているのは、なんといってもアドベントカレンダーです。子供のみならず大人も。

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形は様々ですが、1-24もしくは25までの日付の窓やポケットがついていまして、その日の窓やポケットを開くと、イラストが現れたり、お菓子やおもちゃが入れてあります。これを1日ずつ開けていくのが毎日の楽しみ。

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お土産におススメ。わたしは日本に住む姪っ子や弟に送っています。

日本でも人気のシュトレンも、アドベントごとに薄く切って食べるのが伝統的な食べ方。わたしはほぼ毎年シュトレンを手作りしていますが、ドイツ人でシュトレンを家庭で焼く人は少ないそうです。代わりに、何種類ものクッキーを焼くのが、ドイツ人主婦の義務だとか。

今年の第一アドベントは、12月3日(日)。もうすぐそこまで来ています。

ドイツで迎えるクリスマスも6回目。少しずつ近づいてくるクリスマスを楽しみにするこのアドベントという習慣が、とっても素敵だと思うようになったわたしです。

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