山形村での楽しい1日の過ごし方 その2

公開日 : 2014年07月28日
最終更新 :

山形村には、そば屋が立ち並ぶ「唐沢そば集落」があります。

お昼は、この「唐沢そば集落」で「やまっちそば」をいただきました。

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江戸時代、2~3戸の家をひとつ屋根にした水車屋が数軒あり、集落を流れる唐沢川の水を利用して水車を回し、精米・精穀を営んでいました。

かつて唐沢地区では、近くの山中で鳥屋をつくりかすみ網にて捕獲した小鳥を食べる"鳥焼き"という収穫祭のような行事がありました。

この"鳥焼き"がちょうど新蕎麦の獲れる時季にあたり、そば粉を挽き、蕎麦を打ち、小鳥を焼いてもてなしていたのが評判になり、明治23年(1890年)に最初のそば店が誕生!

次々と手打ちそば屋として営業を始める家が出てきて「唐沢そば集落」が誕生しました。

現在では街道沿いの1kmほどの間に、下の写真のような感じに約10店が軒を連ねています。

民家を開放した店も多くて、アットホームな雰囲気の中で、地粉と冷たくおいしい唐沢の水で作るそばをいただくことができます。

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今回は、「唐沢そば集落」の「石碾き蕎麦 水舎」で、「やまっちそば」をいただくことにしました。

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「やまっちそば」は、平成23年度の「松本そば祭り」の出展に伴い、考案されたメニューです。

その評判がとても高かったため、その後、山形村を挙げて取り扱われるようになりました。

 「やまっちそば」の定義

  一、蕎麦は手打ちであること。

  一、麺状に切った山形村産の長芋を付ける事。

  一、二種類以上の薬味を付ける事。

  一、温・冷は問わないが、冷製はぶっかけで食べられるよう、皿そばとする。

一緒に行ったおじさま2人と共に待つこと少々。「やまっちそば」が運ばれてきました。

これが、山形村特産の「長芋」と「そば」を組み合わせた新名物「やまっちそば」です!

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この辺りのそばは、皿に盛られて出てくる、いわゆる皿そばです。

つゆをそばにぶっかけて、早速いただきます。

これは美味しいっ!

つるっ、シャキの食感がたまりませんっ!

評判が高かったというのも納得です。

私としては、とろろそばより断然美味しいと思いました。

さっぱりしているので、食欲の落ちる夏は特にピッタリかな。

珍しいと思い「蕎麦やきもち」なるものも注文してみました。

簡単に言うと、そば粉を使った五平餅ですね。

そばの実の香ばしさ&甘いゴマ味噌がからまって、こちらも美味しかったです。

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こちらは「ニジマスの空揚げ」。

写真で見るとグロいように感じるかもしれませんが、これが絶品です。

素揚げされたニジマスはカラッと揚がっていて、頭から(しっぽから?)バリバリ食べられます。

甘ダレがまた食欲をそそるんですよ~。女性に人気というのも頷けます。

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ところでちょっと宣伝です。

長野県には、「楽園信州ファンクラブ」という会員制のファンクラブがあります。

正会員 1,000円(税込)、ファミリー会員500円(税込)で会員になると、約1,100施設でのお得な割引・優待、おもてなしが受けられたり、各種優待券もプレゼントされるというお得なものです。

特典が受けられる施設は、お土産屋、温泉、宿、食事処、直売所、美術館、キャンプ場・・と様々。

「石碾き蕎麦 水舎」さんも特典提供施設だったので、写真のような「楽園信州ファンクラブ」のカードを提示したところ「ニジマスの空揚げ」をいただきました。

楽園信州ファンクラブ」に入会すると、ちょっぴりお得に信州での旅行が楽しめます。

ぜひ皆様のご入会をお待ちしております!

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いや~。さすがに食べ過ぎた!

ざるそばの感覚でいると、皿そばって量が多いんですよね。

そこに「蕎麦やきもち」と「ニジマスの空揚げ」も食べたので、おなかパンパンになりました。

清流唐沢川のほとりに軒を連ねる「唐沢そば集落」。

それぞれのそば屋が地元産の材料にこだわり、お客様に喜んでいただけるよう、工夫を重ね合ってそばづくりに励んでいます。

冷たくおいしい唐沢川の水。清流に育まれた「唐沢そば」を、ぜひご賞味ください。

山形村の新名物「やまっちそば」は、「唐沢そば集落」だけでなく山形村内の提供店でお召し上がりいただけます。

各店で趣向を凝らした「やまっちそば」をお楽しみください。

そうそう!「やまっち」って何?

そう思った方は、ココをご覧くださいね。

〒390-1301

長野県東筑摩郡山形村2025-1

TEL:0263-31-6220

FAX:0263-31-6282

〒390-1301

長野県東筑摩郡山形村7466-10

TEL:0263-98-3002

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