海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > 日本  > 日本国内/名古屋・愛知特派員ブログ

日本国内/名古屋・愛知特派員ブログ hossie

日本国内・名古屋・愛知特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


 こんにちは。「地球の歩き方」名古屋・愛知特派員ブログ担当のhossieです。
 今回は目の病気(眼病)のご利益で知られる油山寺(静岡県袋井市)をご紹介いたします。
 パソコンの酷使による目の疲れや痛みでお悩みの方は、全国に数多くいらっしゃると思います。また、白内障、緑内障、加齢黄斑変性など、加齢に伴う目の病気でお悩みの方も近年激増しています。
 目の病気に悩んでいたのは、現代人だけではありません。本日ご紹介する油山寺は、今から約1300年前の701年に僧行基によって建てられたお寺ですが、「眼病平癒のご利益がある」として、孝謙天皇をはじめ、今川義元公や源頼朝公など、皇室・諸大名から厚い信仰を受け、境内には眼病平癒のお礼として寄進された建築物の数々が残っています。
 油山寺は全国的に有名なお寺で、目の病に悩む人々が毎日数多くお参りに訪れています。
 このページでは油山寺の見所についてご紹介致しますので、事前のチェック等にご活用ください。
 なお、目の名医を掲載しているサイトのご紹介もしておきますので、併せてご活用ください。⇒ 眼科の名医リスト一覧(全国)  
 
●山門手前の東側には御霊杉があります。この御霊杉は、弘法大師(空海)とゆかりのある霊木で、弘法大師が油山に滞在した際、病に苦しんでいた貧しい村民の子供を助けたところ、両親がお礼にと、夫が松の木、妻が杉の木で作った一膳の箸をお大師様に捧げたそうです。弘法大師が油山を旅立つ際、その箸を地に挿したところ、不思議と箸から芽が出て、幹が松の木、枝葉が杉の木という珍しい霊木になったと伝えられています。
IMG_20190713_144150.jpg
 
●入口に構える山門は、万治2年(1659年)に井伊直好公によって建てられ、明治6年(1873年)の廃城令の際に城主であった太田備中守が眼病平癒のお礼として油山寺に寄進したものです。
IMG_20190713_144116.jpg
 
●しばらく進むと案内板があります。右が祈祷所(札所)で左が本堂(薬師本堂)です。
 本堂までは坂道を結構登らないといけないので、祈祷所へのお願いで済ませることも出来ますが、折角なので本堂に行くことにしました。
 因みに孝謙天皇に眼病平癒のご利益をもたらした「るりの滝」は、本堂に行く途中にあります。
IMG_20190713_144611.jpg
 
●「るりの滝」です。天平勝宝元年(749年)、孝謙天皇が眼の病気になられた際、油山の本尊である薬師如来に眼病平癒を祈願されました。
 境内を流れる「るりの滝」に加持祈祷を行い、この霊水で眼を洗ったところ、病気が全快したと言われています。これにより油山は孝謙天皇より勅許を授かり、勅願寺となりました。
IMG_20190713_145409.jpg
 
●瑠璃の滝の横にある東屋の天井に描かれている龍の天井画。見事です。
IMG_20190713_145448.jpg
 
●山頂に静かに佇む三重塔。この塔は、源頼朝公が眼病全快のお礼として建立しました。
 安土桃山期の三名塔の一つ(他の二つは、滋賀県の長命寺と京都府の宝積寺)に数えられ、国の重要文化財に指定されています。
IMG_20190713_150001.jpg
 
●いよいよ本堂(薬師本堂)です。
 堂内には、秘仏である本尊の薬師如来を納めた厨子と油山の守護神である軍善坊大権現をお祀りしています。
 本堂は、三重塔と共に源頼朝公が寄進したものです。眼の守護や病の平癒、足腰の守護を願い、多くの人が訪れています。
IMG_20190713_150545.jpg
 
●本堂には、眼病平癒や足腰の病気治癒を祈願する絵馬が沢山掛けられていました。
IMG_20190713_150345.jpg
 
●本堂に上がらない方のために、祈祷所(札所)のご紹介もしておきます。
 祈祷所横には宝生殿があり、見学(ご利益巡り)をすることが出来ます(有料:300円)。
IMG_20190713_151740.jpg
 
 宝生殿には、不動尊・十三仏のほか、数多くの文化財、寺宝が貯蔵されており、一見の価値ありです。
 お時間のある方は是非拝観されることをお薦めします。
 
(参考)宝生殿のパンフレット①
IMG_20190714_200804.jpg
 
(参考)宝生殿のパンフレット②
IMG_20190714_200815.jpg
 
油山寺(ゆさんじ)
住所:静岡県袋井市村松1番地
電話:0538-42-3633、FAX:0538-42-4223
公式サイト:https://yusanji.jp/
(参考)眼科の名医リスト一覧:https://doctor-cancer.com/eye-dr-top.html
■交通
東名袋井インターより車で約15分
新東名森掛川インターより車で約20分
JR袋井駅より車で約10分
JR新幹線掛川駅より約20分
 


2019年7月14日

 こんにちは。「地球の歩き方」名古屋・愛知特派員ブログ担当のhossieです。
 今回は美濃和紙で全国的に有名な、岐阜県美濃市の「うだつの上がる町並み」をご紹介致します。
 遠い昔、中学校の地理の授業で「hossie、和紙作りで有名なとこ、どこか知ってるか?」と先生にあてられ、自信は無かったものの、「美濃です」と答えたことを、今でも何故かはっきりと覚えています。
 あれから約40年が経ちましたが、本日初めて岐阜県美濃市を訪ねて来ました。
 美濃市が「うだつの上がる町並み」として国内外から大きな注目を集めていることを、読者の皆さんはご存知ですか?
 美濃市街地には江戸時代中期から明治初期に作られた「うだつ」の上がる家を中心とした古い町並みが保存された区域があり、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
 うだつとは、「うだつのあがらない」の語源となった防火設備で、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために作られた土造りの防火壁のことを言います。
 当時「うだつ」は大変高価でしたが、美濃市街では財産を築いた商人たちが富と粋を競って贅沢な「うだつ」を構えるようになり、逆に「うだつ」の上げられなかった商人を称して「うだつの上がらない」人と呼ぶようになりました。
 豪商が建てた伝統家屋に備え付けられた豪華な「うだつ」の装飾は圧巻で、最近では日本国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れるようになりました。
 
●「うだつの上がる町並み」です。旧商家の家並みが整然と軒を連ねています。
IMG_20190623_143947.jpg
 
●「うだつ」の画像です。後から作られた右の「うだつ」の方が高いのですが、次の画像を見ていただくと…
IMG_20190623_155523.jpg
 
●真下から見た画像です。右側の高い方の「うだつ」を奥に引っ込め、高さを目立たなくしています。隣人に対する気遣いとしてこうした造りにしているそうです。日本人の奥ゆかしさですね。
IMG_20190623_155554.jpg
 

 
 美濃市は名古屋の中心部から車で1時間ほどの所に位置しています。
 美濃に到着してまず、「美濃和紙あかりアート館」を訪れましたが、ここで美濃和紙で作られたあかりアートの幻想的な雰囲気にすっかり魅せられてしまいました。
 館内には光で映し出された和紙のオブジェが沢山飾られており、本当に美しかったです。
 イベント情報ですが、「うだつの上がる町並み」に美濃和紙によるあかりのオブジェを展示する「美濃和紙あかりアート展」が2019年10月12日(土)、13日(日)に開催されると聞きましたので、私も是非足を運んでみたいと思います。
 
●美濃和紙あかりアート館の2階に展示されているオブジェです。
IMG_20190623_142912.jpg
 
●10月のアート展では、画像奥のような幻想的な景色が見られます。
IMG_20190623_142658.jpg
 

 
 「美濃和紙あかりアート館」を出て次に向かったのが、旧今井家住宅です。
 旧今井家住宅は、和紙産業で財を成した今井家の旧家を生かした史料館で、江戸時代中期(18世紀末)に建てられた美濃市で最も古い「うだつ」が上がる町家です。
 日本建築ですので、パッと目に派手さはありませんが、最も格式の高い奥座敷には、床の間や違い棚、付け書院があり、欄間には見事な装飾が施されています。
 また、是非注目してみていただきたいのが、室内にある障子です。和紙を重ねる部分をあえて格子中央に持ってくる独特の千鳥張りと言う技法が施されています。
 この障子は、国の重要無形文化財でもある澤村正さんによるものです。
 澤村さんは、全国の和紙職人の中でも、技術の高さから唯一無二の存在で、90歳近くになった今も現役として活躍されています。
 京都の迎賓館に使われている障子紙はすべて澤村さんの手によるもので、それと同じものが旧今井家住宅に使われているのです。
 
●迎賓館でも使われている千鳥張り技法で作られた障子
IMG_20190623_150437.jpg
 
 また、美しく整備された庭園には水琴窟があり、水を掛けると穴から落ちた水が瓶の中で反響し、琴のような涼やかな音を聞くことが出来ます。
 こうした様々な技法が盛り込まれた旧今井家住宅は、今の貨幣価値で億単位のお金をつぎ込んで作られたと言われています。
 
●「日本の音風景100選」に認定されている水琴窟。美しい音色が印象に残ります。
IMG_20190623_145753.jpg
 
 美濃市を代表する商家である旧今井家住宅は、「うだつの上がる町並み」観光で外すことの出来ない観光スポットです。
 最近は海外からの旅行者も数多く訪れているほか、メディアでも大きな注目を集めており、つい先日もNHKのBSプレミアムで特集が組まれ、大きな反響を呼びました。多くの芸能人や文化人もこの街を訪れています。
 旧今井家住宅、美濃和紙あかりアート館、美濃和紙の里会館の3館共通チケットが800円で売られています。
 これらの施設をじっくり見ると、たっぷり半日以上は楽しめますので、是非皆さん「うだつの上がる町並み」(美濃市)に足を運んでみて下さい。
 なお、今回、旧今井家住宅でガイドをして下さった館長の古川英孝さんのお蔭で、「うだつの上がる町並み」の訪問が何十倍も中身の濃いものになりました。
 この場を借りて御礼申し上げます。有難うございました。
 
●美濃和紙あかりアート館
住所:岐阜県美濃市本住町1901-3
電話:0575-33-3772
開館:4月~9月=9:00~16:30、10月~3月=9:00~16:00
※入館は閉館時間の15分前まで
休館:12月~2月の火曜日、国民の祝日・休日の翌日、12月29日~1月3日
※火曜日が祝日・休日の場合は開館(12月29日~1月3日は除く)
入館料:大人(高校生以上)200円、団体(20名以上)150円
HP:http://www.mino-city.jp/jp/tourist/
 
●旧今井家住宅・美濃史料館
住所:岐阜県美濃市泉町1883
電話:0575-33-0021
開館、休館等は美濃和紙あかりアート館と同じ
入館料:大人(高校生以上)300円、団体(20名以上)250円
HP:http://www.city.mino.gifu.jp/pages/2068
 
●美濃和紙の里会館
住所:岐阜県美濃市蕨生1851-3
電話:0575-34-8111
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:毎週火曜日・祝日の翌日(火曜日が祝日の場合はその翌日/祝日の翌日が土・日曜日の場合は開館)
入館料:大人500円(450円)/小・中学生250円(200円)( )内は団体料金
HP:http://www.city.mino.gifu.jp/minogami/
 


2019年6月24日

 こんにちは。「地球の歩き方」名古屋・愛知特派員ブログ担当のhossieです。
 2019年5月に「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」が発売されました。
 愛知県からは276軒のお店が掲載されましたが、その中で私が訪れたことがあったのは40軒ほどです。
 皆さんが待ちに待ったミシュランガイド東海版の掲載店の中から、愛知県のお店をピックアップしてご紹介したいと思います。
 第2回目の今回は、愛知県豊橋市にある「うな豊」さんです。
 「うな豊」さんと言うと、今回同じくミシュランガイドに掲載された名古屋市瑞穂区の「うな豊」さんを思い浮かべる方も多いのではないかと思いますが、私も最初見た時に、同じ名前の鰻屋さんがミシュランガイドに掲載されているなんて、印刷ミスか何かではないかと思いました。
 興味が湧いたので、ミシュランガイド掲載直後にお店に行ってみることにしました。
 こちらの鰻は、瑞穂区のうな豊さんのようなパリッとした焼き加減ではありませんでしたが、鰻自体はふっくらとした口当たりで美味しかったです。
 そして何よりお値段が安いんです。何とまぶしが1,000円台(1,900円)で食べられます。
 
●まぶし(1,900円)をいただきました。
IMG_20190606_121040.jpg
 
●まぶしのアップ画像です。鰻のふっくら感が伝わるでしょうか?
IMG_20190606_121047.jpg
 
●「うな豊」さんのメニューです。お昼限定のまぶし丼(1,500円もあります)
IMG_20190606_120330.jpg
 
 店構えや店内も庶民的な雰囲気で、何かホッとさせてくれるものがあります。
 この日は予約のお客さんが多く訪れており、常に満席状態でした。懐が厳しい時に鰻が食べたくなったら訪れたい、そんなお店です。
 
●どこか庶民的な雰囲気を醸し出す外観
IMG_20190606_120048.jpg
 
★うな豊
住所:愛知県豊橋市牟呂水神町3-14
TEL:0532-31-8223
アクセス:豊橋駅から車で10分(豊橋駅から2,272m)
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
定休日:月曜日、第3火曜日
駐車場:有
 


2019年6月15日
2019年6月 8日
2019年5月26日
2019年4月28日
2019年4月14日
⇒すべての記事を見る

東海旅行 旅スケジュール

旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■愛知県の旅行記・口コミ「旅スケ」へ

日本国内にもどる

  • 特派員プロフィール
  • 名古屋・愛知特派員

    名古屋・愛知特派員
    hossie
    名古屋に住む窓際サラリーマンです。かつて九州に10年(福岡3年、熊本5年、宮崎2年)勤務していた時に美味しい物に目覚めてしまい、お店探しに奔走しました。今住んでいる名古屋でも日々美味しお店を探して彷徨っています。名古屋に訪れて下さった方に満足していただけるような情報(グルメ情報や名所旧跡など)を全力でご紹介したいと思いますので、参考にしていただければ幸いです。 DISQUS ID @disqus_06hx6BG2FP

  • リーダーに登録

地球の歩き方Web特派員募集