【ウズベキスタン】入国後の隔離施設について

公開日 : 2020年05月10日
最終更新 :

こんにちは!

ウズベキスタン・ナマンガン特派員の深谷研介です。

ウズベキスタンでは現在、外国人の入国が禁止されていますが、海外から帰ってきたウズベキスタン人が隔離される検疫ゾーンが急ピッチで建築されており、すでに一部稼働しています。この施設の建築のため3000人の作業員と200台を超える重機が投入されているとのことです。

▲3交代制で日夜工事が進んでいる

建築が進められているのはタシケントのユコリチリッチ地区で、外国から到着した新型コロナウイルス感染が疑われる人々のために隔離施設が建造されています。現在、すでに1000人以上の人々が施設に宿泊しています。

▲広大な土地にコンテナ式の滞在施設が立ち並ぶ

55ヘクタールの面積に特別病院が建設されています。ここでは、4~8人が収容できる3000以上のコンテナハウスが生活に必要な設備を備えて設置されています。

着工から8日が経過し、すでに1500床が稼働しています。

4月初旬に日本からウズベキスタンに帰国し、2週間をこの施設で過ごしたウズベキスタン人によると、

・初日に検査が全員に行われ、感染者は指定病院へ、陰性であれば隔離施設へ行くことに。

・隔離施設で2週間過ごしたあと、再度検査を受け陰性であれば自宅に帰れる。

・施設では、3食+おやつまで出るので食は困らない。食事もおいしい (食事はレストランで作られたものが運ばれるそうです!)。

・外部に連絡するスマートフォンやパソコンなどは没収され、家族と連絡が取れない。

・部屋は2~8人部屋であまり広くはないが比較的快適だった。

・毎日検温と、体調に関するチェックが行われる。

とのことでした。

▲2段ベッドが並ぶ簡素な部屋

近い将来、合計1万床が稼働する予定で、将来的には病院に2万人以上を収容できるようにとのことでした。

今回は、ウズベキスタンでの水際対策をお届けしました!

それでは、また!

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。