ナポリの名物ドルチェ
Dolceとは音楽用語で「甘美に、優しく」という意味ですが、イタリア語のスイーツ、お菓子の意味でもあります。
イタリアにも日本のように、地方それぞれに有名なドルチェがあります。
ナポリのドルチェの代名詞といえばBabà(ババ)。名前は変ですが、これがたまらなく美味しい!!!
このお菓子、ナポリでしか食べられません。ちなみにこちらでは、日曜日の昼食後にドルチェを食べる習慣があります。
生クリームが乗っているものや、フルーツ、nutellaというチョコレートクリームが乗っているもの等いろいろバリエーションがあります。まずはスタンダードなラムババからお試しあれ!
やみつきになること間違いなしです。
私の一押しのお店を4軒紹介します。お店によってラム酒の量が違ったり、全然味が違ってくるので、まずは目で見て、こだわっておいしいそうなお店を探してみてください。1つ100円~200円程度なので、いろんなところで食べ比べをしてみるのも楽しいかも。一人分から誕生日ケーキ用の大きなものまでいろいろな形で売っています。
Scaturchio スパッカナポリの中心、サンドメニコ広場にある、老舗中の老舗。間違いなし。
Rescigno Foria通りという、国立考古学博物館から徒歩10分程のところ。早朝と夜20時以降は治安がとても悪いです。ランチタイムはごはんも食べられます。日替わりでメニューが変わりますが、毎日オイシイ!
Carbone老舗のバール。ここも治安が悪い通りなので、早朝・夜遅く・日曜午後は避けましょう。いろいろなドルチェを売っています。
S.Capparelliスパッカナポリの美味しいピザ屋さんの斜め前にある小さなお菓子屋さん。大きなババ130円がとっても美味!!!
その他、トラットリアやレストランなどでメニューに書いていなくても、提携するBarから運んできてくれたりします。訪ねてみてもいいかも。
私の大好きな映画「マカロニ」(マストロヤンニ主演)の中でも、ガレリアの入り口にあるMaryというお店の大きなbabàを口の周りにクリームいっぱいつけながらほおばるシーンが出てきます。
この場面のマルチェロ・マストロヤンニとジャック・レモン、かなりカワイイです。
クールな大人の男ですら、道でこのお菓子をほおばりたくなる。そんな魅力的なドルチェなのです!
が、しかし...「お前はまさにババだね~(Sei proprio un Baba')」なんて皮肉にも使われる言葉なのでご注意!!日本語になんと訳したらよいものか...。ぼんやりとしたまぬけな感じの人を指します。私もドジをするとよく言われます。
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