サンカルロ歌劇場の不法行為「やられたらやり返す。倍返しだ!」
サンカルロ歌劇場内はいたって緊張状態が続いています。昨日はついに警察が入り、過去の不法について調査に乗り出しました。もちろんマスコミは偏った放送しかしていません。
不法行為をしていたかどうかの証言が出るかは謎ですが、政府からあてがわれたお金の使い道を公表したがらない時点で怪しいものです。
音楽家の私たちは、経理や管理職を信じて給料を受け取って演奏しています。その職にいる人たちが、名簿に名前を連ねるだけで、仕事をしてないどころか劇場に顔も出していないとなると大問題です。
政府からの援助金を受け取っていながら、その使い道を公表できないのは、音楽家にとっても許せない行為です。しかし、いつまでもストライキを続けていると、音楽もできないしお客さんも怒るし、何より給料が入りません。
状況は思ったよりも深刻ですが、ここで全てが明るみに出るのなら、それはいいことだと思います。30年以上前から行われてきた不正を、今私たちが支払うことに憤りは感じますが、音楽は夢を与え、安らぎを与え、活力を与えるものでなくてはならない。その劇場内で間違った行為がおこなわれているのだとしたら、そこは徹底的に正すべきです。
サンフランシスコ引越し公演、とっても行きたいけれどこの状況だと厳しそうです。
私たち音楽家は家での待機を言い渡されて時間がある分、次のオーディションの準備や、新しい挑戦にも目を向けていかなければと思います。
私はこの劇場が大好きです。18世紀から続く歴史ある歌劇場を守るべきです。「やられたらやり返す。倍返しだ!」
私は半沢さんのように誰かに恨みがあるわけでもないし、イタリアの歌劇場の裏を全て暴いてやろうなんて大それたことも思っていません。とにかく舞台に立ちたい。音楽がしたい。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。