サンカルロ歌劇場の不法行為「やられたらやり返す。倍返しだ!」

公開日 : 2013年10月04日
最終更新 :

 サンカルロ歌劇場内はいたって緊張状態が続いています。昨日はついに警察が入り、過去の不法について調査に乗り出しました。もちろんマスコミは偏った放送しかしていません。

 不法行為をしていたかどうかの証言が出るかは謎ですが、政府からあてがわれたお金の使い道を公表したがらない時点で怪しいものです。

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 音楽家の私たちは、経理や管理職を信じて給料を受け取って演奏しています。その職にいる人たちが、名簿に名前を連ねるだけで、仕事をしてないどころか劇場に顔も出していないとなると大問題です。

 政府からの援助金を受け取っていながら、その使い道を公表できないのは、音楽家にとっても許せない行為です。しかし、いつまでもストライキを続けていると、音楽もできないしお客さんも怒るし、何より給料が入りません。

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 状況は思ったよりも深刻ですが、ここで全てが明るみに出るのなら、それはいいことだと思います。30年以上前から行われてきた不正を、今私たちが支払うことに憤りは感じますが、音楽は夢を与え、安らぎを与え、活力を与えるものでなくてはならない。その劇場内で間違った行為がおこなわれているのだとしたら、そこは徹底的に正すべきです。

 サンフランシスコ引越し公演、とっても行きたいけれどこの状況だと厳しそうです。

 私たち音楽家は家での待機を言い渡されて時間がある分、次のオーディションの準備や、新しい挑戦にも目を向けていかなければと思います。

 私はこの劇場が大好きです。18世紀から続く歴史ある歌劇場を守るべきです。「やられたらやり返す。倍返しだ!」

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 私は半沢さんのように誰かに恨みがあるわけでもないし、イタリアの歌劇場の裏を全て暴いてやろうなんて大それたことも思っていません。とにかく舞台に立ちたい。音楽がしたい。

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