サンカルロ歌劇場の復活

公開日 : 2013年10月15日
最終更新 :

 ストライキのため10日間以上のお休みになっていた歌劇場ですが、やはりヨーロッパの文化遺産ともあろう建物が崩れるわけにはいかないので、莫大な負債を抱えつつも再開しました。

 バブル時代に浪費した癖が抜けない世代のツケを払わされるのが私たち。そんなわけでサンフランシスコ公演に契約社員は連れて行ってもらえないことになりました。

 あまりにがっかりして、このブログも書けなかったほど。しばらくおいしいものを探して食べに出歩いてばかりいました。

 せっかくの気持ちの良い季節に肩を落としてばかりいてももったいない。美味しい季節、そして芸術の秋。

 そうは思っても一週間ほどピアノに向かう気にもなりませんでした。劇場内の派閥や嫌がらせなど、音楽や実力とは関係ないところで結果が出るのが腑に落ちず、悔しさをどこに吐き出せばいいのかわからず。同僚がサンフランシスコの話を嬉しそうにすることにも耐えられず。今回仕組まれたこの嫌がらせ、倍返し!なんて半沢さんのように強くもなれず。

 とりあえずアイーダ公演までおとなしくしています。新しいことに挑戦していればいいこともあるはずだ!

 写真のドルチェはAngelo Carboneさんのところの。おいしくって元気になれます。次の記事でしっかり紹介します。

 不景気なサンカルロは、今週末Nino Rotaのミステリウムを演奏します。これは楽しみ。

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