年末年始の風物詩「くるみ割り人形」

公開日 : 2014年01月08日
最終更新 :

 とってもクリスマスらしく新年らしい、言わずと知れたバレエ演目「くるみ割り人形」。チャイコフスキーによる「白鳥の湖」「眠れる森の美女」と並ぶ三大バレエの一つです。E.T.A.ホフマンの童話を元にしています。

 毎年サンカルロ歌劇場でも公演されていて、年始に観劇に行ってきました。

DSC01712.jpg

 サンカルロのオーケストラの特徴は、エネルギッシュで大胆で、男性的。ヴェルディやレオンカヴァッロを演奏するとピカイチないわゆる「イタリアのオケ」。チャイコフスキーやシュトラウスなど、ウィーンフィルやベルリンフィルがお得意としそうな演目を演奏するには、音が少し固過ぎるような印象。

 バレリーニは技術が素晴らしかったです。なんといっても演出がかわいい。衣装もとってもかわいい。子供が喜びそうな場面がたくさん。アイーダで踊っていた時よりもよっぽど生き生きしているように見えました。

DSC01714.jpg

 クリスマスツリーの飾りやおもちゃの兵隊、人形やぬいぐるみたちが、夜になるとこっそり起き出してパーティーをしているなんて空想を描いてみることってありませんか?

 トイストーリーやナイトアットミュージアム、小人の靴屋など、そんな空想を物語にした作品は多くあります。実際本当にそうなのかも...と思ってしまうほど!

 チャイコフスキーの音楽は生で聴くとますますその魅力が伝わってきました。まさに空想の映画音楽。ファンタジーの世界。彼なしでディズニー音楽は存在しなかったのでは?!

 そんな夢の世界を観に行ってみませんか?各世界の劇場で、この時期になると「くるみ割り人形」が上演されます。来年の年越しイベントのリストに加えてみるのはいかがでしょう。

 映画化もされていましたね。このシーズン家族で楽しめるプログラムの一つだと思います。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。