イタリア映画 il Postino(郵便屋さん)
私の大好きなイタリア映画の一つにil postino(イル・ポスティーノ)the postmanがあります。イタリア映画界の英雄(英雄というにはとてもシンプルな面持ち、人柄ですが)マッシモ・トロイーズが手がけた最期の映画です。
1950年代、祖国チリを追われた実在の詩人パブロ・ネルーダが、ナポリ湾のカプリ島に身を寄せた史実にもとづいたストーリー。実際にはカプリ島の横に浮かぶプロチダ島で撮影されています。
この映画のサウンドトラックはアカデミー賞を受賞しています。そのサントラの作曲者であるルイス・バカロフ氏と共演する機会に恵まれました。彼はアルゼンチン人で、82歳。イタリアに長く住んでいたためイタリア語も堪能で、とってもあたたかいお人柄のおじいちゃんです。
il postinoの他にもたくさんの映画音楽を手がけています。自分でもどのくらい作って、どの曲がどの映画に使われているのか、覚えていないそう(笑)
ラテン系の情熱的なタンゴや郷愁的なメロディーが、画にぴったりマッチして、それらの映画をさらに印象的なものにしています。彼の作品について、こんなサイトを見つけました。→ルイス・バカロフの関わった20作の映画
中でも好きな曲、Seduction。画像は今回のコンサートのリハーサル中に撮ったものです。バカロフ氏自身が指揮を振っています。
偉大な仕事を成し遂げた大先輩と一緒に立つ舞台は、学ぶことが多くてとってもいい思い出になりました。もう一度映画「郵便屋さん」を観たくなりました。古き良きイタリア映画です。
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